青と白のストライプが
かわいいテントの庇。
深いグリーンの郵便受けと
レトロなランプも味わい深く、
隠れ家的な喫茶店のよう。
思わず菱形の小窓から
中を覗いてみたくなりますが、
これ、お店ではなく住居なんです。

場所は、大阪の鶴橋。
桃谷駅も利用できる
ディープなコリアンタウンの近く。
地元の人しか通らないだろうなーという
小径の奥にグリーンの郵便受けが
見えているの、わかるでしょうか。

あまりに気に入ったのでもう一度。
ここに毎日帰ってきたいし
お友だちだって呼びたい。

間取りは約56㎡のゆとりある1DK。
ひろびろとしたロフトを備えています。

扉を開けると、明るく開放的な
玄関が出迎えてくれます。
自転車も入る広さとのこと。
この感じ、外観からは
想像できないですよね。

玄関横に大きめの収納を発見。
靴のほかに自転車のお手入れに
必要なあれこれや
アウトドアギアも入れておけそうです。

玄関を上がると、
すぐにリビングが広がります。
真っ白なクロスに、
パステルブルーの建具がさやわか。
それにしても明るいなと思ったら、

頭上に天窓があるのでした。

本来ならばここに
どっかりとソファを置いて
くつろぎスペースとしたいところですが、
ご覧のとおり頭上の細いパイプに
カーテンを取り付けられるので、
ここにベッドを置いて寝室にしても。

というのも、ハシゴの上に、

「おおっ」と声が出そうになる
三角屋根のロフトが広がっているのです！
なので、ロフトをリビングにして
下を寝室にしてもいいんじゃないかと。

大きなソファを置いて、
壁をたくさんの棚で埋め尽くして。
秘密基地のような素敵なリビングに
なると思いませんか？
もちろん寝室兼趣味のスペースに
するのもアリ。
お好みでいかようにも
暮らせるのがうれしいですね。

ハシゴを下りまして、
玄関側から室内を見るとこんな感じ。
手前がリビング、奥がダイニング。

ダイニングにはレトロな食器棚が
備え付けられています。
濃いブラウンの床材と
淡いブルーの建具の
相性の良いこと。

ブルーの建具の中は
いずれも大容量の収納です。

一方、キッチンは
元気いっぱいのオレンジ！
これまた「かわいい〜」と
心くすぐられますが、

上から見るとキリリとしています。
ステンレスの天板もシンクも広い、広い。
しかも3くちIHコンロにグリル付き。
近所にはおいしい韓国料理屋さんが
たくさんあってテイクアウトには
事欠かないだろうけど、
家でもがっつり料理できますからね。

すぐ隣に洗面台があります。
キッチンとお揃いのオレンジだ。

トイレはペパーミントグリーン
（ブルーなのか？）、

お風呂はウッディなパネル。
ゆったり体を伸ばせそうなバスタブと
大きめの窓まであって、言うことなし！

ユニークかつゆとりある間取りで
楽しく暮らせそうなお部屋ですが、
個人的に惜しむらくは床材！
全体的にやわからな雰囲気なのに、
床のバキッとした感じだけが、、ねえ？
原状回復できる範囲で
ウッドシートやフロアタイルを敷けば
最高のお部屋になると思った次第です。

なにはともあれ、
レトロかわいいファザード、
いかようにも暮らせる広い空間、
ディープタウン鶴橋という
舞台は整っていますのでね。
理想の住まいづくりに
挑戦したいという方、ぜひに！