空に向かって開き、
日光を取り込んでくれる天窓。
それだけでありがたいけれど、
見上げたときに空を眺められたら
もっとうれしい。

でも一人暮らし用の部屋では
望むべくもないよな…と思っていたら
ありましたよ。

場所は東京の町田市。
ガレージのような雰囲気が漂う
スタイリッシュな集合住宅です。

集合住宅といっても各区画の面積は
コンパクトで、空間が上へ上へと伸びる
スキップフロアのお部屋。

それではさっそく上っていきましょう。
募集しているのは一番手前のお部屋。
扉前の階段をトントンと上がって、

まずは2階の玄関に。
波打つ姿見で毎朝全身を
チェックして出かけられます。
シューズボックスはないので
お好きなものを置いてくださいね。

玄関から室内を見るとこんな感じ。
間髪入れずに現れた階段を上ると…

次はキッチンのフロアに出ました。

キッチンはめっちゃ広いってわけでは
ありませんが、2くちコンロだし
一人暮らしには十分。
壁面もうまく使って収納に工夫を。

冷蔵庫に加え、収納ラック兼
カウンターテーブルのような家具を
置く余裕があるんじゃないかな。

さらに現れた階段の先に
光があふれています。

この上が、メインフロア。

窓の外にはのどかな住宅街の
風景が広がっています。

メインフロアの使い方が悩ましくて、
無難なプランだとここに
ソファベッドやテレビを置いて
リビング兼寝室にするのだと思います。

でもね、この上に
天窓とロフトがあるんですよ。

可能ならば、ロフトに
マットレス置いて寝室にしたいですよね？
ロフトの床は手前がグレーチングで
勾配天井の奥まったところが
フローリング。
なんで半分グレーチングなの、
寝づらいやんと思ってしまいましたが

グレーチングが天窓からの光を
下のフロアに届けてくれますのでね、
グレーチングに罪はない。

じゃなくて、あの奥まった木の床に
シングルマットレス置けそうな
気がするんですよね…。

屋根裏のような寝室スペースで、
ベッドのすぐそばに天窓があるって
夢のようだと思いませんか？
朝起きて、見上げれば青空。
夜は室内の電気を消せば、
星が見えたりするのかも。

というわけで、
2階の玄関フロアへいったん戻って
次は階段を下ります。

1階は大きなハンガーパイプの付いた
床下収納のスペースです。

お洋服だけじゃなくて
スーツケースや季節家電も
まるっと引き受けてくれそう。
収納はここに集約できますね。

隣には洗面台と洗濯パン、

そして温水洗浄機能付きのトイレ。

さらにバスルームがあります。
追焚機能付きで、
窓も設置されてるのがうれしいな。

建物の外観は無機質な感じでしたが、
その向かいの自転車置き場には
色鮮やかな芝生が敷かれています。

集合ポストもかわいいんです。
こまめにチェックするのが
習慣になりそう。

1階からてっぺんの天窓に向かって
空間が上へ上へと伸びるお部屋。
リビングにいるときはしょっちゅう、
天窓が見えないフロアにいても
つい顔を上げてしまう。
空が見えなくても見えなくても
上を向いて暮らしてみませんか。