インナーテラスがあるだけでも うれしいのに、それが ボーンウィンドウだなんて…。 扇形に並ぶ天井のガラスの美しさに 見とれて、ため息ばかり出てしまう。 六甲アイランドにある、18階建ての 最上階のお部屋。 「天空のテラス」と言っても 良いのでは？

うわあ、ゴージャスな間取りだなあ。 25帖のリビングに、居室が4つ。 ウォークインクローゼットも ありますね。 バルコニーの多さにも驚きます。 間取り図には書かれていませんが 4.5帖ほどの上部収納もあるそうです。

間取り図上では「ダイニング」と表記 されているインナーテラス。 壁があるので見えませんが、 すぐそばに独立キッチンがあります。

天井も高くて気持ちが良さそう。 リビングにはソファーセットに カウチも置きましょうか。 テレビは壁にプロジェクターで 投影しちゃうのも、ありです。

リビングに面したルーフバルコニーは 面積55.82㎡。 普通のマンションの 2LDKくらいの広さがありますね。 手すりが透明なので、見晴らしが とんでもなく素晴らしい。

南側に見えるのは、海と 神戸が誇る港湾地区。 手前に並ぶ戸建ての家並みも カラフルでかわいらしい。

海沿いに「港のキリン」とも呼ばれる 赤と白のガントリークレーンが並びます。 工場萌えや巨大建造物がお好きな方には たまらない風景ではないでしょうか。 かく言う私も大好きです。

神戸市の人工島の中でも、一番 大阪寄りにある六甲アイランドは ポートアイランドと比べると、住宅地を 主とした街づくりがなされたとのこと。

そのせいか緑が多く、 デザイン性の高い住宅建築が 並ぶのも特徴です。 写真で見るだけでも これだけ楽しめるのですから、 実際のバルコニーからの眺めは どれだけ絶景なことやら…。

加えて、このテラスですよ。 選び抜いたダイニングセットを置けば さぞかし絵になるだろうな。 あの景色を見ながら、食事が とれるというのも、うらやましい。

リビングのお隣には 8帖の和室があります。

床の間もある和室は、 おもてなしにぴったりです。

こちらはリビングの次に広い洋室。 14.2帖の広さで、キングベッドを置いても 余裕がありますね。 北と東にバルコニーがあります。 山や海の景色が同時に楽しめるのは 神戸・六甲という立地だからこそ。 ウォークインクローゼットもありますよ。

キッチンもゴージャス。 収納がたっぷりついた、L字型の システムキッチン。 料理の腕が鳴りますね。

洗面ボウルが2つある洗面台は 朝の忙しい時間でも、心配いらず。 鏡も天板も収納も、なんたる広さ。

浴室も広くあたたかみもあり 毎日の疲れも大いに癒せそう。

トイレは2カ所あり、ファミリーでも 安心です。

外観も素敵なんですね。 マンションなのに、切妻屋根とは 北野あたりの洋館みたいで 洒落ています。 最寄り駅の六甲ライナー、 アイランド北口駅から徒歩6分。 分譲駐車場の権利付き。

近くには公園や学校が多く、 飲食店や家具店が入るビル 神戸ファッションマートや 小磯記念美術館 神戸ファッション美術館などもあり 文化的に秀でた街です。

バルコニーの眺めからでも わかるほど緑が多いのも 人気の理由。 近くにはウォーキングコースもあり 街中とは思えないほどの景観の良さが あります。

以前はオーナーさんが 猫ちゃんと暮らしていたため、 内装のリフォームが必要ですが、 街の立地と、なんといっても このテラスの抗しがたい魅力ときたら！ リフォームの材料費も気になる昨今ですが 天空の暮らしを手に入れる またとないチャンスですよ。

文・葱山紫蘇子 大阪で娘3人息子1人と暮らす独り身。元劇団維新派役者竹山らいち、元ミニシアター従業員、元介護職。建物と書き出し小説と漫画と毛布のヘリが大好き。 Lit.Link