ふと思いついたことを
言葉に残して
記しておくのが好きだ。

どんなことだっていい。

小さい頃に好きだった遊びや、
将来への漠然とした不安、
普段は言えない親への感謝の気持ちでも。

何気ない日常の中で
自分でも気づかないほど
多くのことに、
頭を巡らせている。

言葉にならない
ふわふわしたものは
いつしか自分の身体をスルリと通り抜け、
はじめからなかったかのように
日常の波に飲まれてしまう。

だから
その時、その瞬間に感じた、
新鮮なままの自分の気持ちを
どこかに残したいって思うんだ。

そんな
私が住んでいるこのお部屋、
壁一面が全部
黒板になっているの。
ホワイトボードじゃなくて
黒板に描けるってところも良い。

白が基調の空間に
一面がアクセントクロスにもなっていて
とっても可愛いでしょう。

絵を描くのも好きだから
休みの日には、
ずっとチョークを握っている。
間取り図はこんな感じ。

一人暮らしをするのに
最低限だけど、好きが詰まった
シンプルなお部屋。

居室にはあちこちに黒板壁があって
思いついたら
すいすいと自由に書けちゃう感じが良いんです。

色とりどりのチョークを
たくさん使ってカラフルにするのがワタシ流。

黒板となりの
壁は有孔ボードになっていて
趣味の好きなモノを掛けて、
黒板ボードには好きなコトを書けて。
ふたつの「カケル」が
この部屋のコンセプトになっている。

黒板がシックに映えて
部屋のアクセントに。

大好きな音楽を流しながら、
死ぬまでに訪れてみたい
絶景スポットや、

はたまた近所の愛すべき
銭湯への愛を
思いのままに書き連ねたり。

そして
キッチンの壁も
有孔ボードになっていて
調理道具をあえて見せて
片付けられるところも
気に入ってるの。

浴室はトイレと別々になっていて、

トイレは後ろのアクセントクロスが
可愛らしい模様でしょ。

水まわりはシンプルで、
可愛らしさと
使いやすさを兼ね備えていて嬉しい。

浴室とトイレの壁まで
黒板として使えるところに
こだわりを感じるなあ。

そうだ。
冬の寒さも和らいで
あたたかくなってきたし、
春らしいぽかぽかなイラストを描いて
模様替えしよう！

チョークで書いた後は
水拭きで簡単に消える。
深夜に書いたラブレターみたいに
恥ずかしいこと書いちゃっても
ササッと消せちゃうのもイイ！

さて次は何を描こうかな。