ほぉ、とうっとりため息が出ました。
なかなかお見かけしない
壁一面、煉瓦づくりの家。

床は三和土仕上げ。和らぎの表情。
煉瓦と三和土の組み合わせ、
意外だけれどしっくりきてて
渋くてしびれるかっこよさ。
海外みたいに靴で生活するのかな。

テラスにも煉瓦が敷かれてる。
ガーデンチェアに腰掛けて
花の香りを感じたり。
何もしない、一番好きな過ごし方。

ここもいいなぁ、窓際の特等席。
読書するのもいいけれど
ボーと庭を眺めるのも幸せ。

煉瓦の壁の棚にはプチサイズの多肉植物を
並べるのはどうかしら。
ちょこっと緑と煉瓦色、きっと相性がいい。

キッチンの腰壁まで煉瓦。
煉瓦、煉瓦づくし。
なんだかチョコクッキーのようで
おいしそうにも見えてきた。

これはうれしいワークトップ。
クッキーの生地をせっせと広げて
型抜きするのにいい広さ。

二階がこれまたびっくりで

ガラリ雰囲気が変わって
オール・ラワン合板仕上げ。
ノスタルジーで優しい趣。
光が隅々届いているのもいい。

2階へは靴を脱いで上がって
寝室と広めのスペースがひとつ。
右側は書斎によさそう。
備え付けの机もあるようだし。

和のレトロ家具なんかで揃えると
さらに雰囲気がよくなるだろうな。

ベッドを置くなら窓際でしょうか。
大きなクローゼットがあるし
寝るところに置き畳を敷いて
夜が来るたび布団を広げて
ゴロンと寝る。
朝はきちんと畳んでクローゼットに。
そんなひと手間の暮らしも楽しい。

なるほど、吹き抜けがあるおかげで
1階に光が届いているのですね。

それにしても、たまらないこの眺め。
まるでひとつのアート作品のよう。

重厚な雰囲気から
柔和な情緒まで。
手間ひまかけて丁寧に作られた建築。

こんなおうちで暮らすことができたら
感性も磨かれてゆきそうですね。

そして、まさかこんな意匠を凝らした
お部屋が隠れているとは思えない
ほっこりムードの外観も
たまらなく魅力的なのでした。