
やわらかくて、やさしい場所が待つ。
こちらは過去の物件です。アーカイブとしてお楽しみ下さい。
あらゆるものを捨てて、わたしは
自分だけの場所を手に入れた。
やさしくて、自分にぴったりと
寄り添ってくれる場所。

goodroom
ワンルームだけど、ワンルームの
顔をしていない。たぶん、玄関が
真ん中にあることや設備の配置が、
そうさせている。

goodroom
玄関を入って、すぐに部屋。
最初は嫌だったけど、少しずつ
慣れてきた。

goodroom
「この靴箱に入る分だけ買おう」と
心に刻んでいるので、ずいぶんと
身軽になった。上には花瓶を置く。
こっくりとした白には花が映える。

goodroom
キッチンに立って、一呼吸。

goodroom
二面採光の良さを今ひとつ理解して
いなかったが、住んでみて、みなが
良いということが分かった。

goodroom
風が抜けていくのが気持ちいい。
窓の向こうに緑が見えるのも、
みずみずしい気分にしてくれる。

goodroom
水回りに行くところだけ、
床の色が違うのがニクい。

goodroom
小さな洗面台とタンクレストイレ。

goodroom
一人の生活には、飾りっ気のない
シンプルさが好ましい。

goodroom
もともと、長風呂はしない派だから
シャワールームで良かった。
帰ってきたらシャワーを浴びて、
悪いものをすべて落とすのだ。

goodroom
それから、料理に取り掛かる。
調味料の類はすべて冷蔵庫に入れて
こちらの収納には食器類を入れた。
「入り切る数だけ持つ」が、靴と
同じく鉄則になっている。

goodroom
小さな机を買った。
窓辺に置いて、ぼんやりとご飯を
食べていると、それまでの人生が
ふわっと忘れられる。

goodroom
自分の服だけが収まっている、
自分だけの収納。

goodroom
床が焦げ茶で落ち着いていて、
壁は白でまとめられているからか
何をおいても様になる。

goodroom
休みの日には床を拭いたりする。
経年変化をよいこととして捉える、
心の動きが今のわたしにとっては
最重要だ。

goodroom
天井が高く、少しだけ年月の重みを
感じられるのも良かった。

goodroom
南向きだという寝室には、

goodroom
備え付けの棚があるので、
少しずつ白く焼けてきた文庫本や、
眠る前に見たいものなどを置いた。

goodroom
真っ白のベッドで眠る。
清潔感のある匂いに包まれて、
自分自身が洗われる夢を見る。

goodroom
洗濯機はバルコニーに置くことに
なっている。

goodroom
誰に洗濯物を見られる心配もない、
というのは路地裏の良さだろう。

goodroom
玄関のドアの、古めかしい空気が
わたしを守ってくれている。
外の世界で戦って、傷ついても、
部屋に帰れば癒やされる。

goodroom
ぽってりとした色と形が可愛らしく
和む外観だったのも、よかった。

goodroom
そうだ、ピザ屋さんがあったんだ。
この先、一歩も外に出たくなくて
何もしたくないことがあったなら
頼んでみてもいいかもしれない。
「3階までお願いします」って。
自分だけの場所を手に入れた。
やさしくて、自分にぴったりと
寄り添ってくれる場所。

ワンルームだけど、ワンルームの
顔をしていない。たぶん、玄関が
真ん中にあることや設備の配置が、
そうさせている。

玄関を入って、すぐに部屋。
最初は嫌だったけど、少しずつ
慣れてきた。

「この靴箱に入る分だけ買おう」と
心に刻んでいるので、ずいぶんと
身軽になった。上には花瓶を置く。
こっくりとした白には花が映える。

キッチンに立って、一呼吸。

二面採光の良さを今ひとつ理解して
いなかったが、住んでみて、みなが
良いということが分かった。

風が抜けていくのが気持ちいい。
窓の向こうに緑が見えるのも、
みずみずしい気分にしてくれる。

水回りに行くところだけ、
床の色が違うのがニクい。

小さな洗面台とタンクレストイレ。

一人の生活には、飾りっ気のない
シンプルさが好ましい。

もともと、長風呂はしない派だから
シャワールームで良かった。
帰ってきたらシャワーを浴びて、
悪いものをすべて落とすのだ。

それから、料理に取り掛かる。
調味料の類はすべて冷蔵庫に入れて
こちらの収納には食器類を入れた。
「入り切る数だけ持つ」が、靴と
同じく鉄則になっている。

小さな机を買った。
窓辺に置いて、ぼんやりとご飯を
食べていると、それまでの人生が
ふわっと忘れられる。

自分の服だけが収まっている、
自分だけの収納。

床が焦げ茶で落ち着いていて、
壁は白でまとめられているからか
何をおいても様になる。

休みの日には床を拭いたりする。
経年変化をよいこととして捉える、
心の動きが今のわたしにとっては
最重要だ。

天井が高く、少しだけ年月の重みを
感じられるのも良かった。

南向きだという寝室には、

備え付けの棚があるので、
少しずつ白く焼けてきた文庫本や、
眠る前に見たいものなどを置いた。

真っ白のベッドで眠る。
清潔感のある匂いに包まれて、
自分自身が洗われる夢を見る。

洗濯機はバルコニーに置くことに
なっている。

誰に洗濯物を見られる心配もない、
というのは路地裏の良さだろう。

玄関のドアの、古めかしい空気が
わたしを守ってくれている。
外の世界で戦って、傷ついても、
部屋に帰れば癒やされる。

ぽってりとした色と形が可愛らしく
和む外観だったのも、よかった。

そうだ、ピザ屋さんがあったんだ。
この先、一歩も外に出たくなくて
何もしたくないことがあったなら
頼んでみてもいいかもしれない。
「3階までお願いします」って。

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