朝早く起きたとき、パジャマのまま
庭に出てみる。夏の庭は、なんだか
居心地がいいから。

縦長の部屋を、区切って使おう。

玄関まわりに、建物が過ごしてきた
時間を感じられる。

縦長だけど、玄関と部屋の間には
ワンクッション置いてあるから、
ドアを開けたら部屋が丸見えなんて
ことにはならない。

結局、魚焼きグリルとコンロの、
ごく普通のキッチンが一番なんだ。
使いやすくて、落ち着くでしょう。

キッチン横のドアからは水回り。
洗面台はちょっとレトロだけど、
問題なくきれい。

そうそう、こういうシンプルな
お風呂でいいんだよね。

ダイニングテーブルはキッチンの
後ろ、水回りのドア前に置くとして
引き戸があるのが便利なんだな。
料理中は閉めておくのがベター。

部屋を見回してみる。
うん、普通だ。でも普通の中に、
ぐっとくるポイントがある部屋って
結構めずらしいと思う。

収納の扉が白くて爽やかなところも
そういうポイント。
大容量だから、がんばれば一人分、
収まったりしないかな。

部屋から眺める、庭の風景に惚れて
しまったんだ。
庭がきらきら輝いているようだよ。

テラスに植物を増やしても、きっと
居心地がよくなるはず。
鉢植えの面倒を見て回る近い未来を
想像してみたりする。

他の部屋にもあんな庭があって、
各々がうっとり楽しんでるんだ。
そう思うと、ちょっといい気分。

日陰から、強烈な日差しが入る
庭を見ているとコントラストに
見入ってしまう。
朝の庭はまぶしい。