好きな街に住めるのなら、あんまり
部屋を気にしないよ、って人向け。
その分、人との交流に時間を目一杯
使い切りましょう。

なんてったって、この狭さ。

玄関を開けると、まずトイレ。
ぶっ飛んでるなー。

カーテンで区切れるけど、すぐに
浴槽がお出迎え。
酔いつぶれて帰ってきた時にこそ
ありがたさが分かるはず。

玄関イコール脱衣所なので、
土足のスペースと裸足のスペースは
分けたほうが良さそう。
マット敷くかな。

広さ、このぐらい。
「家には寝に帰るだけ」とは、
よく言ったものです。

いつも着る服は目一杯絞って、
天井のフックにかけておこう。

振り返ると、キッチンと洗濯機。

ミニマルな生活とはかくあるべき。

洗濯ぐらい、自分でやります。
だから備え付けなのかな。

神楽坂に住むとなると、基本的には
外食中心の生活になりそうだから
自炊は本当に最低限。

天井、全部コンクリートなんだ。
わいわい飲んで帰ってきて、
どさっと寝床に潜り込んで、束の間
惰眠をむさぼる時にふっと見える。

衣食住のうち、衣と住をぐっと
絞って見えてくるものが、きっと
この街にはあるんでしょう。
部屋には寝に帰るだけ。
街の中にこそ自分の居場所がある、
そんな人に。