温泉とこの部屋と君がくれた安心
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
なんでもない部屋を探してた。
特に希望もなく。
それでも、内見にきて
LDKの広さと静かな清潔感が気に入って
「この部屋が良い」って
わがままを言ったのは私だった。
前に住んでた東京の時に比べたら
随分と広目で
それでもかなり安いのだけど、
しばらく無収入に近い二人にとっては、
少しでも安い方が安心は安心かなって
二人ともきっと思ってた。
そう思っていながらも
私が繰り返す「ここが良い」の声色が
少し強くなりだす前に
「そうだね、ここが良いよね」って
あなたはいつも優しい。
「どこでもできる仕事だから」って
あの町を逃げ出したがっていた
私の背中を押して
二人での移住に踏み切ってくれたり、
事情を説明に行った私の実家で、
少しだけ冷たい対応をされた時も
かなしい顔一つせずにいてくれた。
料理を作ってくれる時は
いつだって本当に楽しそうだし、
毎朝の天気を私に報告してくれるあなたは
初めて雪を見た子供のようだったりもする。
おかげでほぼ毎朝二人でこの景色を見てる。
雪が多いこの地方だからだろうけど、
土間ばりの
インナーバルコニーがついていて
ここに洗濯物を干している今この時だって
鼻歌交じり。
あ、ユーミンから中島みゆきに変わった。
選曲が渋い方向に向かってるって事は
これはそろそろ
こっちを振り向いて、
お昼御飯何にする?って絶対聞いてくる。
あと3分以内に、きっと。
そういえば以前、
この寝室になんとか入った
キングだかクイーンだかな
超大き目ベッドで寝顔を眺めてたら
私の視線に気づいてか
目を開けようとした時からもう
あなたは笑顔だったから
驚いた私が
「悲しそうな顔する事はないの?」
って聞いた時に少し考えて
「君といない時?」って
なんでか疑問形でキザに答えてたね。
笑ったなぁ。
あ、洗濯物を干し終わったと思ったら
踵を返した。
まだ洗濯機に残ってたんだね。
ウオークインクローゼットが
このお家賃で考えにくい位大き目だから
自然と衣装持ちになってくし、
最近二人してずっと忙しくなってたものね。
洗濯物もたまるわけだ。
せっかくのお休みも午前中は
洗濯物と掃除と色々に忙殺される始末。
(主にまかせっきり。)
だからって
「今日は街中までお昼食べに行こうよ」
ってトイレの中から話しかけてくるのは
やっぱりちょっとやめて欲しい。驚く。
洗濯物を取りに戻ったと思ってたら
トイレだったのね。
だけどシャワー洗浄嬉しい派だからなのか
こっちに来てからトイレ長く無い?
「いざ温泉町に」だけを合言葉に
縁もゆかりも無いこの町にきた時には
不安しかなかった。
もちろん、
二人でいる安心感はあったけど、
仕事が無いってこんなに不安なのかって。
幸い、地元の人たちにも
なんとか受け入れてもらえて、
仕事は二人とも順調で、
この町にも
この建物にも
この無垢の杉板で仕上がった
日当たりがとてもいい部屋にも
もう安心感しかない。
どうしてもっと早く、
東京での生活を諦められなかったのか
不思議になるくらいに。
夜な夜な不安がってた私を
「いざ温泉に」って言って
マンション併設の温泉に
連れてってくれてた日々も懐かしい。
今は二人で笑顔で入ってるね。
東京へも
特急電車に乗ったら
以外にあっという間。
名古屋にも遊びに行けるし、
山登りもますます楽しい!
春には松本でクラフトフェアがあるし
<http://matsumoto-crafts.com/craftsfair/#exhibitorlist>
夏にはアルプスブックキャンプとか
<https://alpsbookcamp.jp/>
渋温泉やら
<https://www.onsen-ongaku.com/shibu2018>
りんご音楽祭とか
<https://ringofes.info/>
スノーモンキービアライブとか
<http://snowmonkey.jp/>
県内至る所でフェスあるし。
雪山綺麗だし、
温泉気持ちいいし。
あなたと二人だし。
特に希望もなく。
それでも、内見にきて
LDKの広さと静かな清潔感が気に入って
「この部屋が良い」って
わがままを言ったのは私だった。
前に住んでた東京の時に比べたら
随分と広目で
それでもかなり安いのだけど、
しばらく無収入に近い二人にとっては、
少しでも安い方が安心は安心かなって
二人ともきっと思ってた。
そう思っていながらも
私が繰り返す「ここが良い」の声色が
少し強くなりだす前に
「そうだね、ここが良いよね」って
あなたはいつも優しい。
「どこでもできる仕事だから」って
あの町を逃げ出したがっていた
私の背中を押して
二人での移住に踏み切ってくれたり、
事情を説明に行った私の実家で、
少しだけ冷たい対応をされた時も
かなしい顔一つせずにいてくれた。
料理を作ってくれる時は
いつだって本当に楽しそうだし、
毎朝の天気を私に報告してくれるあなたは
初めて雪を見た子供のようだったりもする。
おかげでほぼ毎朝二人でこの景色を見てる。
雪が多いこの地方だからだろうけど、
土間ばりの
インナーバルコニーがついていて
ここに洗濯物を干している今この時だって
鼻歌交じり。
あ、ユーミンから中島みゆきに変わった。
選曲が渋い方向に向かってるって事は
これはそろそろ
こっちを振り向いて、
お昼御飯何にする?って絶対聞いてくる。
あと3分以内に、きっと。
そういえば以前、
この寝室になんとか入った
キングだかクイーンだかな
超大き目ベッドで寝顔を眺めてたら
私の視線に気づいてか
目を開けようとした時からもう
あなたは笑顔だったから
驚いた私が
「悲しそうな顔する事はないの?」
って聞いた時に少し考えて
「君といない時?」って
なんでか疑問形でキザに答えてたね。
笑ったなぁ。
あ、洗濯物を干し終わったと思ったら
踵を返した。
まだ洗濯機に残ってたんだね。
ウオークインクローゼットが
このお家賃で考えにくい位大き目だから
自然と衣装持ちになってくし、
最近二人してずっと忙しくなってたものね。
洗濯物もたまるわけだ。
せっかくのお休みも午前中は
洗濯物と掃除と色々に忙殺される始末。
(主にまかせっきり。)
だからって
「今日は街中までお昼食べに行こうよ」
ってトイレの中から話しかけてくるのは
やっぱりちょっとやめて欲しい。驚く。
洗濯物を取りに戻ったと思ってたら
トイレだったのね。
だけどシャワー洗浄嬉しい派だからなのか
こっちに来てからトイレ長く無い?
「いざ温泉町に」だけを合言葉に
縁もゆかりも無いこの町にきた時には
不安しかなかった。
もちろん、
二人でいる安心感はあったけど、
仕事が無いってこんなに不安なのかって。
幸い、地元の人たちにも
なんとか受け入れてもらえて、
仕事は二人とも順調で、
この町にも
この建物にも
この無垢の杉板で仕上がった
日当たりがとてもいい部屋にも
もう安心感しかない。
どうしてもっと早く、
東京での生活を諦められなかったのか
不思議になるくらいに。
夜な夜な不安がってた私を
「いざ温泉に」って言って
マンション併設の温泉に
連れてってくれてた日々も懐かしい。
今は二人で笑顔で入ってるね。
東京へも
特急電車に乗ったら
以外にあっという間。
名古屋にも遊びに行けるし、
山登りもますます楽しい!
春には松本でクラフトフェアがあるし
<http://matsumoto-crafts.com/craftsfair/#exhibitorlist>
夏にはアルプスブックキャンプとか
<https://alpsbookcamp.jp/>
渋温泉やら
<https://www.onsen-ongaku.com/shibu2018>
りんご音楽祭とか
<https://ringofes.info/>
スノーモンキービアライブとか
<http://snowmonkey.jp/>
県内至る所でフェスあるし。
雪山綺麗だし、
温泉気持ちいいし。
あなたと二人だし。