この何ともいえない手づくり感。
これが妙に落ち着くし、
木の匂いが部屋全体に充満する感じ。
良い感じにアウトドア感があって
遊び好きの大人がラフに暮らすための
最小限で最大限のおへや。

もともとの構造から抜きまくって
どでかいワンルームに。
こういうプランは無条件に反応してしまう。
さて玄関から入ってみましょう。

広めに確保された玄関がホントに嬉しい。
学生時代に買った10年相棒のピストバイクだって、その他アクティビティグッズも沢山置けそうだし。

中へ進むと広々としたリビング。
まず視界に入るのが対面式のキッチン。
シンクがまるみえだから、
常に清潔にしておかないとね。

床と壁はぜーんぶ合板。
そこにコンクリートの天井と梁が良いアンバランス。このラフさがいいよね。気取ってなくて。

でもこうやって、
壁面の棚には少し気取った雑誌とか
レコードなんかを飾っちゃって、
気を抜くところと、
引き締めるところを分けちゃうあたりが
オトナの余裕ってやつでしょうか。

ほら、やっぱり。
キッチンのコンクリートブロックで
ワイルドさも演出しちゃって。
こだわりを強く感じさせない程度にこだわってる。

一段上がったキッチンステージ。
ハイスツールを置いてカウンターとしても。

ついつい飲んじゃって一人で酔いつぶれる日も…。

でも安心。
キッチンすぐ隣にはベッド。
少し空間に余裕があるのは、
収納がないぶん自由に配置できますよと。
どうせ、カッコいい服ばっかりなんだから、
カッコよく飾っちゃいましょうよ。

サニタリーは大分コンパクトに。
あれこれ必要以上な設備をそろえて
お家賃上がるくらいなら、
もっともっとコレくらいラフでいいのよね。

意外と多い家ではシャワー派。
バスタブがないって不思議だけど、
案外慣れるものです。

トイレは一応、温水洗浄便座。
ここでも木のかおりが漂う。
個室ではないけどね。

こんなラフなデザインに宿る
余裕のある遊び好きのためのおへや。
金沢という立地に集まる、
オモシロイ事好きの大人へ。