うなぎの寝床なんて言うけれど、
細長いワンルームってちょっとだけ
ロマンがある気がする。

ベランダ側が寝室になるでしょう。
目隠しや家具で仕切って、
自分だけのスペースを作る愉しみ。

インテリアにはちょっとずつ、
こだわってある。

例えば玄関には鏡があったり、
ちょっとレトロな扉だったり、
白いタイルが敷かれてたり。

入ったらすぐにキッチン。

なかなか使いやすそうで、何より。
ミルクパンを奥に置いて、きっと
三角ネットは使わない。

冷蔵庫はあの辺りかな。
小窓を塞がないように置きたいね。

できればラグも敷かずに、
部屋のやさしい雰囲気の中に
身を浸して生きていきたい。
出窓には花を飾るでしょう。
ほら、郵便受けに届くサービスも、
あったりするし。

そうだ、脱衣所とお風呂がちゃんと
分かれているのが嬉しかった。
鏡の下、なんでもないところだって
ちゃんと木で出来てる。

湯船がぎゅっと小さいこと！

窓には白いカーテンがいいな。
ゆらゆら揺れる様子を見ながら、
夕涼みするのが絶対にいい。

ベランダから外を眺めれば、

外と言うよりお向かいさん。
ほのぼのしちゃうよね。

建物が無理なく街に調和して、
いい雰囲気だと思う。

緑色の階段を駆け上がって、
自分の部屋に入っちゃえば。

なんて素敵な自分だけの城！
何回見ても、惚れ惚れしちゃうよ。

ギミックがききまくってる、
かっこいい部屋もいいけどさ。
やっぱりこういう、すこしだけ
他と違う、っていうのが好きだな。