ああ、胸騒ぎのするリノベの予感。
壁の色、床の素材感、アイアン風の窓枠。
ひとつひとつはどこかで見たようでも
絶妙なバランスで成り立ってると思うのです。

大人のおふたりにはもってこい。
それかひとりで暮らすためのマンションを
マチナカにひっそりと持っている…
なんてのも夢があっていいよね。

キッチンから隅々までが見渡せるような
手の届きそうさ具合がいいサイズ感だな。
タコの足みたいな照明も、かわいー。

奥の壁だけ色が違うのがいい。
おかげでしっかり締まる気がするから。
右手の窓だけじゃなくて、
ガラスブロックからも明かりを取る。

お隣、窓かと思ったらお部屋だったのね。

目線はどれくらい気になるものなのかしら。
実は見られてるほうが落ち着けたりして…。
広すぎない六帖の洋室。

あれれ、手前が窓で奥にお部屋って
どんな間取りになってるんだ？

ああ、なるほど！ L字型のベランダかあ。
個室にも光が入るようになってます。
外は見えないけれど、屋根まであって
サンルームみたいな気分だね。

わ、かわいい。
木のカウンターに作り付けの棚。
これはときめかずにはいられない。
縦長の鏡と左手のくぼみもいいよね。

細長い鏡に洗面所の鏡が映ってる。
ボトルなんかを床に置かなくていいの
何気にうれしかったりするんです…。

ちょいとこじゃれた棚に、
ペーパーホルダーまで抜け目なく。
これは思う存分長居しちゃうぞ…。

玄関扉を開けた瞬間から
一番奥が見えるの、安心するんです。
ああ今日も変わりないな、って
誰に言うわけでもないけど確認する。

京都にお住まいの方なら、
一度は見たことがあるかもしれませんね。
三条御幸町を上ったところのあのマンション。

ああ、京都の中心でこじゃれた1LDKって…。
こんなふうな夢がちゃんと存在していて、
わたしはうれしいです。
ありがとう、ありがとう…。