外観からして抜群に特別なこの感じ。
今、敢えてのコンクリートブロック。
もう期待値のハードルは上がりっ放し。

雨戸を閉じきったら
『城塞か？』と
見紛うであろうRPG感溢れる
このマンションの
二階三階と屋上、
それにこの
平置きの駐車場の利用権もついている。

停まってる車からしても
もうちょっと違う。

そして室内はこの
コンクリートブロックの壁が
程よいアクセントになり

クリアなガラス越しに光を受けて
各マテリアルの質感を想像させる。

このコンクリートブロックは
二階にあるLDKのキッチンにも
程よくアクセントに。

そしてこのキッチン、
何と4口コンロ！
そしてこの調理場の広さね。
どんな料理人でも
家庭用としたら文句ないでしょう？

キッチンから振り返ると
リビングダイニング。

ここはまぁいわば普通。
天井高３mを越える開放感ある
くつろげる心地よいスペース。

スケール感が少しおかしくなる程度に、
天井が高いとか位しかない普通。

あ、このリビングダイニングには
可動式の収納が置かれていて
この収納がワークスペースと一体という
特別な作りをしている事は
さすがに少しだけ特別でしょうが、

それでも三階の特別さに比べたら…
と思います。

さぁまず、間取り図をご覧ください。

お風呂トイレのサニタリースペースが
三階のお部屋のど真ん中に設置されて
そのサニタリーの周囲ぐるりが
全てクリアガラスだという。

水槽のような作りに。

ちなみに床は一部が畳張りになっており
カーテンの奥は収納で、
サニタリーを挟んで反対は寝室。

本当にクリア。

よくぞここまで。
お風呂とトイレの仕切りもクリア。

その上、実は天井も透過性があって
屋上方向にも抜けてる…。

すごい。
スケスケの局地。

圧巻。


物理的には閉じていても
体感としては開放的な空間で、
月の光の下、
入るお風呂は格別でしょう。



普段は恥ずかしく感じて
来客時はいつも
積極的にカーテンを使うでしょうけれど、
月夜の晩くらいは
部屋の明かりを全て消し
アクアリウムのように
ぼんやりと明るいサニタリーに
降り注ぐ月光の中
たゆたう時を楽しむのもまた。