また新しいフェチを見つけてしまった。
私、鉄骨のリノベーションに弱いみたい。
見える景色は一面真っ白だけど、
つめたくなくて、柔らかい世界だった。

一階のエントランスを上って
二階がLDKで、三階が洋室。
リビングのカクッと具合、こいつぁいい形。

あ、ここ段差があるんだ。
ゆるい空間の区切り方、好きだな。
今までやらなかったゾーニングとやらを
この家では意識してみようと思います。

離れ小島みたいなキッチン。
ぷかぷか、どこにも接してない身の軽さ。
あれ、コンロはどこ？

ああ！後ろにあったのね。
これくらいのスペースがあったら
分担もしやすくて嬉しいよね。
我々が手分けして料理するかはさておき…

二本の柱、邪魔なように見えて、
あれもこれも吊るすのに役立ってる。
美しく飾ろうなんて夢見たこともあったが
吊るされてるのは、この急な暑さで
着る機会を見失った春物コート。

むき出し鉄骨と古い梁の両方見えるね。
そこにラフな照明というの組み合わせが
気取らず暮らせるバランスなのかな。

この現場みたいな階段がまた好きでさ。

12帖の寝室を持て余す気しかしない。
ええと、すみっこにベッドを置いて…
それからどうするのがいいんだ…。

扉をあけるとさらにウォークインが。
むしろこのくらいの空間のが
私はぐっすり眠れたりして……。

いやいや、三面窓を活用しない手はない。
ベッドがあってデスクもあるような
そんな空間でもいいのかな。

バルコニーの幅広さがまた私を悩ませる。
どうしよう、物件ファン的には
椅子とか置いちゃうんだろうけどさ…。

あっ、階段の下に洗面があったのね！
これはなんとも潔いナナメ具合。
ついつい首を同じ角度に傾けて
歯磨きしたくなっちゃう。

水回りの収納がこれだけあるってうれしー
ごちゃごちゃしたものは
とりあえずカゴに放り投げてストック。

お風呂はまるっと
新しいものに入れ替えられてますね。
いやあ快適、快適。

築40年選手にはなかなか見えないの。
一階には別のおうちがあるから
ドアは二つ並んでいるのです。

玉造という場所のこと、
あまりよくわかってなかったけど
オフィス街まで自転車圏内とは
うれしい誤算だった。