ほんとうは、紹介なんてしないで
自分が住んでみたい部屋です。
部屋の中にいる自分を想像したら、
ぐっときてしまうから。

細長いワンルームを区切るのは、
奥にあるクローゼットかな。
ここから先は寝室。こちらは台所。
そんなふうに、あいまいに、
溶けて混じり合う一人暮らし。

玄関からこんにちは。

入ってすぐ、細長い棚がお出迎え。

ちゃんとレンガだ。

本を置いてもいいし、奥行き的に
服とか畳んで置いといても、
雑多にならなければ良さそうだ。

玄関から水回りまでは土間が続く。
お風呂に小窓があるのが見えるから
やっぱり、隅々まで抜かりない。

照明と床にこだわりを感じて、
ぐっと来てしまう。
きっとラグなんて敷かないで、
そのままぱたぱた、スリッパを
履いて歩き回るんだ。

ステンレスの、ちょっと無骨な
キッチンにも愛嬌があるよね。
お皿も調理器具も必要最小限。
ササッと作れて美味しいもの、
まかないみたいなご飯をたくさん、
作って食べたい。

三つ並んだ照明たちは、夜の方が
ぼんやり明るくてきれいでしょう。
下に小さなテーブルを置いて、
ワインを飲みながら眺めてみたい。

きっとサイズを図って、箱をぽんと
置くことになると思う。よく見ると
ハンガーラックがあるから、きっと
お気に入りのブラウスがかかる。

バルコニーにもこだわりを感じる。
我が家のウッドデッキ、と言っても
良いんじゃないかな。だめかな。

照明をぼんやり見て、ワイン飲んで
寝落ちても許される空間が、
きっと、ここだと思います。
寝ることと食べることが、別々では
なくて同じ部屋だからこそ。

駐輪場があるから、って理由で、
自転車を買ってもいいな。
行動範囲がぐーんと広がって、
もうちょっと自由になる。

外観もすばらしいから、
住む人が羨ましくなっちゃうな。