ただでさえ都会に人がいない、
長い休み中にこんな部屋で過ごしたら、
取り残された気分を満喫できそうだ。

ビルの屋上に建つ、小屋暮らし。
生き残った人類みたいな気概で生活。
だけど、これがけっこう楽しいのだ。

あれ、見たことある気がしますね。
そうでした、前にご紹介した部屋でした。
今度はどんな人が住みつくのだろう？

それにしても、かわいい室内ですね。
無垢の床がいいですね。忘れてました。
キッチンの黒い照明もなかなかいいぞ。

それに、床と同じ素材のベッド部分。
ここで寝起きするのが、なんとも、いい。
べたな目覚まし時計でも買おうかしら。

ジリリリリ…古めかしい音を立てて、
日射しの鋭い屋上で目覚めてみたい。
ああ、洗濯機は外に置くみたいですね。

水を一杯飲んで、冷房のスイッチ入れて。
なぜか、真夏の屋上暮らしのイメージに。
小屋の中だけきんきんに冷やすのかな…。

ここが、いちおう玄関ということに。
左の扉がトイレで、右は階段につづいて。
あれ、間取り図だと、冷蔵庫も外なのか。

おもしろいな、雨ざらしの冷蔵庫。
都会の屋上にある、野生の暮らし方。
シャワールームでも構わない気がする。

うん、トイレもきれいですね。
なんの問題も見当たりませんね。

屋上暮らしが余りにもいいから、
ずっとここに立てこもっていて、
元号が変わったことも知らなかったよ、
なんて、涼しい顔して言ってみたいです。