どこもが絵になる恋する古民家
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
惚れ惚れする仕事でした。 心より敬意を評します。
普通の最上級ってなかなかお目にかかれない。 ましてや 古民家や京町家なんかになればなおさら。
しかしこれ、 今日のこの物件には 出会えた!とそう思える出会いでした。
豪華じゃないし 和モダンリノベでもない それどころか リノベもされてない 普通の古い家ですよね? と思われるかもしれないこの感じ。 でも、どこをどう切り取っても 絵になりすぎるこの感じ。
テイストを活かすため、 がっつり残された建具類のおかげもあるし 古い間取りを比較的 そのまま使っているって事もある 中でもこの三畳間の渋さ。 それに通り庭から変化していっただろう この土間に その上に広がる火袋ね! 全てが芸術品の美しさを持ち どこを切り取っても絵画のよう。
この美しい造形と歴史と文化と営みとが 幾重にもおり重なり作り上げた この空間で生活ができるなんて たまらないでしょう。
しかししかしですよ、 やはりこの感動を支えているのは 人の手だったり 培われて積み重ねられて来た 技術であったりするわけです。
しれっと直されている 元収納だったであろう壁面とか 階段室の修繕を行ったのか その壁面部分とかも 実は少しずつ直されています。
ほら戸袋だった所は オープンな棚になって それでもうまく溶け込んでたり 土間からの上がり口は 時代的な変化や都合によって埋められたり。 あ、あの元収納だった壁もそうですよね。 無理のできるだけ少ない 目立たないアップデートが 心憎い。
そして水回りに関しては 暮らしやすさを考えられた 現代的なものに。 お風呂も トイレも 洗面脱衣所だって 便利で現代的な暮らしを提供しつつも しかし雰囲気を損なわないように できるだけの寄せ方をしてくれている。
ほんと、 最小限で最高なリノベ例じゃないのかな。 用の美の美しさを守りつつ活かしつつ。
外観だってそうですよ。 美しい。 素朴すぎず豪華すぎず、 暮らしの匂いを見せつつ どこか現代の匂いを感じる。 そして玄関を一歩入るとこの感じ。 たまらない。 その土間から見えるこの和室 この見世の間を見た瞬間きっともう 恋に落ちる。
結婚したい。 いや、添い遂げたい。 この物件と。
そんな事は決してないですが もしこの絵になる京町家に相応しい 絵になる暮らしを強いられるとしても それに向けての努力なら厭わない。 そう、瞬時き心に決める事ができる。
そのくらいには素敵だ。 そして知れば知るほど 深く愛するのでしょう。 この家を、この家での暮らしを。
お庭はそれを見て 寛ぐスタイルではないですが 小さく家庭菜園するくらいの広さなら 十分にあるので、 薬味やハーブを育てたり、 夏には トマト、やきゅうりなどから初める 初めての家庭菜園にチャレンジするのも また一興。
もぎたてに軽く塩をつけてビールのお供に。
ああ、素敵だな。
私の恋敵、きっと多いと思います。 恨まないので、 どうか大事にしてあげてください。
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