優しい光のインナーバルコニーがすてきだ。
中のような外のような曖昧さが好き。
植物を増やしてもっと曖昧にしたいな。

透明みたいなブルーがキーカラー。
空気がキラキラして見えるのは
やはりバルコニーのおかげなのかな。

いちばん北側にあるんですって。
夏には直射日光を抑えて、
冬には空気の層になってくれる。
そして今がいちばんたのしい季節！
意味もなく窓際に行っちゃうんだから。

インナーバルコニーが好きなら、
屋上ももちろん、うれしいよね？
家にいながらも外みたいなこと
このおうちなら目一杯できそうだ…。

キッチンだって外を眺める仕様。
お料理する時間だって
家族みんなでくつろぎたい。

光の降る階段をのぼっていくと…

おおきな和の空間が待っているのです。
特別な装飾はなくていい。
しっかりとトーンを守ってくれている。

階段を挟んで反対側には洋室も。
同じ大きさのが隣にもう一部屋あります。

ああ、この細長い間取り。
よくある京都の家だったりしたのかな。
こう見えて築47年というのだから驚き。
かと思えば鉄骨造だったりして謎が深まる。
よく見たら水回りが二階なんですね。

和室と洋室のちょうど真ん中に。
トイレは一階にもあるようでよかった。
手洗い場が二つあるのは
今は宿として使われているからかな。

あら、玄関も天井までのガラス！
細かい所まで設計されつくされてますね。
設計者に愛された家を見てると私も嬉しい。

外観だけはなんだか未来的だったりして。
でもでも、町に馴染んで見えるのは
格子のような装飾のおかげでしょうね。

このインナーバルコニーをどう使うか。
それを考えるだけでも
今日一日たのしく過ごせそうなのです。

サンキュー、バルコニー。