暖かな春日を受けて
ポカポカと音がするような縁側。

場所は東京。
目黒区碑文谷。

築75年の1944年生まれ。

戦中ですね。
まぁ古民家というには少しだけ若い。

でも、そこから重ねてきた
多くの時も感じるスイッチの遍歴も。

室内は綺麗に、
でも雰囲気を壊すことなく刷新。

畳の感触、
室内の空気も気持ち良さそう。

凛とした、
そういう表現が本当によく似合う。

東京のこの時代のこの作り。

キッチン横の二畳間は
ひょっとお手伝いさんのお部屋かも。
そんな時代。

1944年ということは
ジミー・ペイジや田中真紀子さん
松岡正剛さんと同い年。

知の巨人まででなくともこの書棚。

持たない暮らしなど
まだまだどこ吹く風。

その頃から、
流れる空気は変わっていないような

そんな錯覚さえ。

端々に
今と違う美的センスが感じられ

出会った事がないながらも
懐かしくて仕方ない。

特にこのお風呂なんて
可愛くって仕方ない。

今作ろうと思っても
どうやってもすぐにできないこの感じ。

憧れる。
おそらく多くの人が憧れる。

家賃は人気のバロメーター。
そうだよねーというお家賃。

庭の一部を潰した駐車場が2台分。

東急東横線 学芸大学駅からも
都立大学駅からも 徒歩10分。

東京都目黒区碑文谷５丁目で
家族でも暮らせる5K物件。
2年の定期借家契約。

そりゃぁそれでも
そこそこお家賃しますよね？と。

でも、正直私の予想からすると
お得感がある気もします。

夫婦で働いて
２年間ここでの暮らしを楽しめたら
それはそれは幸せな
宝物のような時間になるだろうと。