あ、窓際のキッチンがいいな。
白く塗った天井に味のある床材。
古さをどこまでも活かした
センスのいいお部屋の予感。

こう見えて戸建てのリノベーション。
縦に長いタイプの二階建て。

ベランダのすぐ横ってやっぱりいいな。
無骨そうに見えるけれど、
三くちコンロに食洗機まである優しい存在。
淡いブルーのタイルがかわいいし、
小窓の上のスポットライトも。

そしてこの作業台がいいんです。
プロみたいな気分になって、
ピザの生地でも伸ばしたくなってくる。
棚には瓶に詰めたハーブを並べるんだ。

振り返ると細長いリビング。
この床板、何度見ても味があって大好き。
築45年の古い良さはしっかり残しつつ
若いパワーを感じるのはなぜだろう？

だって二階のこの、サーフ感というか…。
この柱の感じとか、しっかり古民家なのに
はじめて見たような空気感なんだもの。

きっと勾配のある天井についた
シーリングファンのせいだ。
立派な梁との組み合わせが最高なんだ。

階段を挟んだ隣の六帖。
この収納のオープンさが潔くって
お見事！とさえ言いたくなってくる。

うん、やはり不思議です。
よくある木造の一室なのに、
センスの良さがわかるもん。

最後は水回りで締めましょう。
あ、ピカピカな洗面台。
木のテイストはここにもしっかり。

タイルの浴室、これはかわいい。
ぴったり具合が気持ちいいね。
うっとり朝風呂できそうな窓の位置。

ここにも木のワンポイント嬉しいな。
ちょこんとついた手洗いまで。

外観にもしっかり手が加えられていて、
この家への愛が伝わってくる。

しっかりと個性的なのに、
住む人のための余白も
たくさん残してありますね。