圧倒的だなぁという
この空間の作り方。

美しい。

床、壁、天井と
同じように白を使いつつも、
ちょっとした質感の違いと
光の力で演出されるこの立体感。

そして所々に入る差し色。

美しい。

ここは沖縄の中頭郡北中城村
宜野湾市より北、
北谷町より南といったところ。

プールの存在が嬉しい。

またそれがデッキと一体化してるとか
ほんとよくできてる。

自分だけのリゾート地。

この高級別荘が、
元々外国人住宅だった物件の
リノベーションだとは
なかなか気づきにくい。

なんとプールも後付け。

でもほら、
天井の作りを見ると、その名残が。

船底天井ですね。

うまくアクセントにもなっていて

最初からこのデザインを狙ったのでは？
とさえ思えてくる。

その位に自然で、
その位素敵なデザインに。

4つある居室の天井なんかも
歴史を少し伝えてくれる。

はぁ、しかし居室も美しい。

居室はLDKからトーンを下げて、
全体的に少し落ち着いた感じに。

温故知新や和洋折衷という言葉は
この物件の為にあるのでしょう。

夜、日が陰った時にも
また違った美しさを見せてくれる。

これらの美しさが
住宅としてのそれなのが
何より素晴らしいなと。

人を寄せ付けないのではなく、
人を惹きつける美しさで、
くつろげる美しさ。

整っている。

どうして私は
この物件を買えるお金を
未だ持ち合わせていないのだろう。

お風呂トイレは同室で、
居室よりも
さらに数段トーンを下げて
この感じ。

たまらない。
ええ、絶妙。

トーンをコントロールしつつも
系統はブラさないこのセンス。

いつか、私がお金持ちになったら
きっと君のことを迎えに行くから、
それまで少し待っててください。

今世は無理だろうけど、
早ければ来世に。
遅くても再来世までには、
きっと。