美しくリノベーションされた京町家。 キッチンとの境目にある四本の柱が、 かつての姿を思い起こさせますね。

気持ち良いくらいにこれぞ！な外観。 外壁や格子のひとつひとつに、ていねいに 手を加えられているのがわかります。

これこれ。町家で過ごす日常って こういうことをいうんだ。 通りに面して格子がはまった店の間。

凛とした和室からのふうけい。 経年美を感じる古い建具は この家にもともとあるものかな。

古くて美しいものがきちんと 残されているのがやはり素敵だ。 それもお客様からも見える場所に。

火袋と呼ばれる町家ならではの吹き抜け、 しっかりとその名残があります。 土間はさすがに寒いからそこは現代的に。

ふと振り向けば庭のあるリビング。 京都の町家に暮らすのだから、と 愛宕山のお札を貼ってみたりして。

うんうん、ここなら家族で幸せに暮らせる。 子どもふたりが成長してきたら 夫婦は一階の和室に追いやられるのかな…。

階段を上った二階も、いい空気感。

白い引き戸がミニマルで印象的ですね。 無垢床の貼られた5.5帖。

この二階はなんと言っても縁側がいい。 朝の光を楽しむ窓際の読書スペースもいいし 旅館みたいなのをつくるのもいいし、 ええとそれからそれから…

階段を挟んで反対側は和室。 板間を合わせると6帖ぶんあります。 たっぷりと収納できそうな押入れも。

ごはんのいい匂いがしてきたと思ったら ごきげんにお料理してるすがたを 二階からこっそり眺めるんだ。

さいごに水回りを。 洗面所とトイレは同室なんですね。

白いタイルがかわいい手洗い。 すっきりとしたハンドソープを ひとつだけ置いておきたい。

お風呂にだけは淡いピンクを。 一日の疲れ、しっかり癒やしてくださいね。

西院駅から徒歩三分で京都はもちろん 阪急で大阪への通勤にも便利。 この広さとこの美しさでこの家賃って、 案外見つからないのかもしれません。