やわらかい茶色の枠がずらり、この抜けた
景色だけでもう言うことなんてない。
あかるい窓辺のある甘いリノベーション。

二方向に窓があるのもいいし、
キッチン前のカウンターもいいな。
2018年12月にリノベしたてだそうです。

くすんだミントグリーンが
マイルドな内装によく似合ってる。
よく見たらドアの取手が金色で、
ピンポイントにわたしのツボをついてくる。

1DKだけれど引き戸を開け放って
ワンルームのようにするのもいいね。
クローゼットの扉のツートンカラーも
ここにしかない組み合わせで、うれしい。

ああ、水回りまでも優しさでいっぱい。
壁には杉板が張られていて、
ちょっと手洗いのついでに木のしあわせ。

ふつうのユニットバスだけれど、
ここにもまろやかさがあるあたり
抜け目ないと思うのです。まる。

ベランダはないけれど屋上ならあった。
共用の物干し場、どきどきするな。
まずは小さく挨拶するところから。

さすがは1970年築なのでところどころに
古さは感じるものの、品良く美しい。
きれいに歳を重ねているのがよくわかります。

チェッカーのロビーを踏んで外に出よう。
古くとも宅配ボックスはありますよ。
もうちょっと歩きたいのに、
駅までは川沿いの2分でついてしまう。

うん、やっぱりかわいいや。
そこに街までのアクセスも良いときたら…
その気はなかったはずなのに
ずいぶんと心が揺れてる自分がいます。