右側にある斜めの窓の空間がいいんですね。
とあるリビングの片隅に現れた小さな空白。
ここに寝転んで、空を眺めていたい。

ちょうどひとり入れるくらいの広さで。
深い背もたれの椅子に足を投げ出して。
ときどき雨が降るのを頭の上に感じて。

うん、眺めも申し分ない。
ここにいると思考もクリアになる気がする。

窓際の私とキッチンのあなた。
違う場所にいても同じ景色を眺めてる。

一見すると無味無臭のリビングだけれど
木の色がいいアクセントになっている。
細いカウンターに飾った花越しに外を見る。

なんとなく1LDKの気持ちでいたけれど、
よく見ると家族で暮らせる3LDKだった。
間取りは反転だそうです。

意外にも大きな18帖。できるだけモノを
少なくしてすっきりすごしている。
三枚並んだ扉の先には…

開け放っても使えそうな4.5帖。
3LDKの三室すべてが洋室って
案外めずらしいのかも。

大きな鏡がうれしいね。
いちばん最初のお湯がやっぱり好きだ。

ここだけ壁の質感がかわいい。
窓際のつぎにここにいるかもしれない。

朝の忙しい時間は
三面の鏡をフルに使って支度をしている。

玄関入ってすぐのところにもう二部屋。
淡いブルーを長女の部屋にして、

もう片方の白は次女にあげよう。

わたしの部屋はないけれどいいの。
この窓際さえあれば
毎日ごきげんに暮らせるので。