何重かの驚きを感じた物件です。

まず一つ、
この物件が新古だということ。
（新築未入居物件のこと）


間取りも内装もとてもよく、
こういうリノベーションは
関東地方を中心に
少しずつ増えてきています。

でも、それを新古で見るなんて！

という驚きが一つ、
それともう一つ、
ここが鳥取県米子市だということ。

駅でいうと最寄りは後藤駅。
でも駅徒歩35分とか、
まぁ米子のこの辺りは境線なので
学生さんとご老人、
それと観光客がメインで利用する
鬼太郎列車が走る路線。

駅からの距離より、
今井書店からの距離の方が
ステータスだとさえ聞いた事があります。

そんなのんびりした田舎に
こういう系のおしゃれ新築が建つ事に
驚かされますし、

やはり何より物件の素晴らしさが
やはり一番の驚き。

4SDKのこの物件。

最大の特徴は玄関口から
１階LDKをぐるりと囲う
この土間。

十和田石を張り詰めた土間だそう。

美しさもありますよね、
そして石なので保温性も高い。
土間に設けられた薪ストーブで
暖かくされた時は暖かさをもち

夏は夜の涼しさを日中まで残し
してくれるはずです。

薪ストーブも
サイズこそ小さめですが
良さげな煙突を装備しているので
かなり期待できそう。
LDKに見えるこの煙突らしきものは
ひょっとして？
ここにも暖気を回してるのか？

それか
窓際の床のこれもひょっとして
床下エアコンなのでしょうか。
それの換気口？

ともかく徹底的に窓際で
防寒対策してるのでしょうね。

開口が大きいので、
確実に意識はしてるでしょう。

そう考えると
土間のこのデザインは
断熱層も兼ねてのことかなと。

さらに
吹付け断熱（アイシネン）も
施工済みとあればね、
冬暖かくて夏涼しいおうちですよ。

しかしお庭もいいですねー。

垣根もあって気やすく
解放感も得られるでしょう。

このLDKが住宅の中心ですものね。
それでまたこのキッチンがね
でん！と鎮座してるのが、
家族を支えてる感がしますよね。

広い明るい風通しが良い、
収納力はあるし、使い勝手良さそうで
カウンターの一部を
テーブルにも使える。

それからパントリーも備えるという
普通の最上級じゃないでしょうか。
これ以上を求めると
おそらく特殊な物になるって位に。

残りの水回りも一階に集中。
坪庭を眺められるお風呂も
ウッディ調でまとめられていて

洗面脱衣所は
もちろん同じトーンを守りつつ
収納力は甚大。

トイレもすごいですよ。
植栽を置いておけるように
あらかじめ準備がなされてる。

ありそうでなかなかない！

それからそれから
水回りではないですが、
一階唯一のお部屋和室は畳敷きで
LDKのすぐ横に
一段下がりで用意されてる。

客間扱いかなぁ。
それか、閉じられるようなので
両親用のスペースなのかも。

そんな一階から
階段を上がれば二階。

二階一番の特徴は
このフリースペースで

長い長いPC デスク！
四人がけも可能。
その背後に大きなお部屋
真ん中に稼働収納を置いて
部屋を分けられる仕組み。

二人兄弟で利用でしょうかね。
それから
メインベッドルームもありまして

ベッドが大きめだと
うっかり狭く感じますが、
収納力がすごい。
納戸もあればWICもあるという。
この最強収納もきっと
普通の中での最上級。

という
すごいなー
いいなー
わー！
って愛でてられる物件。

でね、さすが？
鳥取は米子。
お値段が凄い。

これだけ凄く素敵な
それも新古一軒家ですよ。
それにも関わらずの
このお値段に
深い深いため息ひとつ、二つ三つ。

海も綺麗で
美しい大山も近く、
素直ないい人が
たくさん住むまち米子。
ネギマンも住むまち米子。
皆生温泉も近くって、
休日になると
日吉津のイオンに行く米子民。

ちょっとほんと住みたいもんですね。