まいにち本が並んだ壁を通り抜けてる。
きつきつに並べたら、景色も変わるのかな。
インテリアであり壁であり本棚である。

どういうことかというと、ほら。
1DKの間仕切りが本棚なんですね。

食器棚代わりにお皿を並べるのもいい。
棚を中心に生活をととのえていく。
そろそろ冬物のコートを掛けておこうかな。

キッチン自体もかわいいんだよな。
木で作ったラフなよそおいも、
上向きにカーブした蛇口も。

さらにカウンターまでついちゃって。
ここを調理台にするし、ご飯も食べる。
けど気がついたら本が積まれてる。

照明まで抜け目ないでしょ。
あれおかしいな、キッチンにいるはずなのに
本が読みやすいような光作りしてる…。

そりゃあこの部屋を選ぶ人なんだもの。
本のための場所になるわけだ。
ずっとやってみたかったの。ふふふ。

あ、洗濯機置場の上の棚がいいな。
ちょっとしたことだけどうれしい気遣い。
ドアの色までかわいー。

築20年にしては新し目だ。
ここにも棚があって嬉しいのだ。
裸電球がわかったような顔してる。

この木のホルダー、いい質感ですね。
落ち着いた色の床までかわいいし…。
いい棚のある部屋は水回りまで素敵だった。

お風呂はできた当時のままのような
そんな感じがします。まだまだ現役。

そしてほら、玄関にまで棚。
上段にはかわいいコロンを置くよ。
家を出るときのおまじない。

ベッドサイドにも本があるっていいな。
一面全部を埋められた日には
ちょっとお祝いでもしましょうか。