ひとりぐらしの細長いワンルーム。
いわゆる普通の間取りでも、
どうしても無垢床に惹かれてしまう。

そのうえにベランダを開けた瞬間の
水面の美しさがあるというのだから。
さらにはお財布にもほくほくときた。

見渡す限りすきなものしかない、
自分を喜ばせるためだけの城。
この感じはやっぱり、ひとり暮らしでしか
味わえないと思うんだな。

本丸はここにあり。
小さくともあかるいキッチン。
スポットライトがうれしかったんだ。

ひとりぐらしサイズではあるけれど、
ガスで、コンロはふたくちで。
フライパンを並べるのも楽しみのひとつ。

大好きな場所があるからこそ
三点ユニットのきゅっとした水回りも、

洗濯機が外なのも、愛せる気がした。
大事なのはメリハリなのだ。

それでだれにもじゃまされず
川辺の風を感じながら
ダメになってていいのだから。

スポットライトに飽きたら
エジソンランプにしてみようかな。
試しがいのあるライティングレールさま。

一枚増やすときは一枚減らすようにね。
自然とミニマリストになったのだった。

全身を映せる鏡が玄関についてるって
なかなかの住人思いさんだと思います。
場所はとらずにコンパクトに。

そのうえ、宅急便を受け取るときは
奥が見えないようになってるのだから
気が利いてるでしょう。

ほしいひとり暮らしがすべてある。
梅田までも電車で1本で、
通いやすさまでばっちりなのです。

冒頭でも紹介しましたが、
これでこのお家賃ですからね…！