一目見た時から
そう思っていました。
きっとここは元喫茶店なんだろうと。

そこかしこに
残り香が感じられる
独特のこの感じ。

窓際のカウンターや
天井のスピーカー、
壁のデザインとライト。
タンクレスに替えられていても
トイレの雰囲気にだって
喫茶店感を残していますし、

とても大きな
カウンターキッチンの
カウンター部分を活かしつつ
造作収納で目隠しした感じもそう

何よりこの広さに

二階、窓の外の装飾テントに

そう、ここは元喫茶店だ！
と教えられるわけです。

追加された収納を開いてみたら

昔の面影がそのまま残っていたり、
下駄箱も追加されたのでしょうね。

土間部分も
カフェのそれのままだろうと
推察できたり。
大きなキッチンの向こうに
座っていたであろう
常連さんたちを夢想できたり。

そういう歴史を読み込めるのが
とても良い。

もちろん収納やらトイレや
このお風呂とか

暮らしやすさの追加に余念はないし、
元々の大きなキッチンやら
スピーカーなんかの特徴も嬉しいけれども
何よりも、歴史の中に暮らして、
それを喫茶店だった頃を中心に、
昔の過ぎた時間を夢想して、
また紡ぎ続ける事に参加できるのが
とっても良い。

こういうお部屋だからこそ
住みたい！と思う人はきっと居る。

事務所や店舗としても
相談可能だそうですが、
せっかくなら
新しく生まれ変わった住居として
存分に使われて欲しい。