できるだけ昔のすがたの町家がいい。 だけどもリノベはされていてほしい。 わがままばかりでごめんなさいね。

じゃあこんな町家はいかが？ 和のテイストはそのままに、 床や天井を気持ち良く暮らせる素材に。

小さいけれどお庭もあって。うんうん、 あるとないとでは明るさが段違い。 奥に長い町家ならではの工夫ですね。

個人的には大きさもちょうどいいの。 ふたりで過ごすのに広すぎず狭すぎず。 家族が一人増えても大丈夫なくらいの。

広いシンクと3くちコンロがあればいい。 シンプルに町家で過ごせたらそれでいい。

ダイニングキッチンは7.5帖。 ごろごろするにはすこし狭い？と思いきや 店の間がいいところにあるじゃないの。

玄関入ってすぐの小さなスペース。 欄間が立派なガラス扉はたぶん昔のまま。

ゆっくり読書するでもいいし アイロンかけるでもいい。 目的を決めないリビング、どうですか？

飾らない良さ、伝わってますかね…… 二階もちょうどいいから、見に行こう。

ほら、この勾配天井。 梁はそのままに新しい木がきれい。 この二部屋しかないっていうのもすき。

見つめ甲斐があります。 ほしかったのはこんな和室だったんだ。 すこし小さめの窓からはベランダへ。

小さな道を一本挟むから、出てすぐ お隣さん、ということはないですね。 ちょっとだけほっとした。

昔のすがたがいいとは言いましたが… やっぱりお風呂は寒くないのがいいの。 ぴかぴかな水回りがいいの。

その点は安心しました。 ちゃんとわかってくれてますね。

けど、ほんのりと和が感じられて。 バランス感がすばらしい。

そうそうこれこれ。 ベーシックだけどきちんとした美しさ。 求めてたの、まさにこんな感じです。

落ち着いていて、街に出るのも遠くなくて。 まさにちょうど良い京町家。