梁があるからハリがある生活。
なんちゃって。でも、すごいな。

梁を見せていくリノベーションは、
いつだって大好物だけど、ここは
見上げて「鑑賞」するような逸品だ。

ほら、この深みに、年月のつや。
秘湯の旅館でこんな梁、見たよ。

だけどモダン。黒いガルバリウム。
扉はウッド。赤いポスト。かっこいい。

階段を上がってテラスハウスの二階へ。
あ、シューズクローク、ちゃんとある。

間取り図、ちょっと見にくいけど、
角部屋でウッドデッキまであるのか。
それに、WICにロフト…。ごくり。

ああ、これは気持ちがいい、南東向き。
リビングと個室の３面から光が入って。
洗濯物干しながら椅子で一服できそう。

洋室、ここにも柱とハリがあった。
使いにくいとは思わない。好きだ。
大きな窓もたまらない個性だなあ。

あ、WICは、こんな感じか。

一新された水回り、キッチンよし。
魚焼きグリルまでついた３口ガス。
梁だけでなく、1LDKとして性能よし。

うわあ、間近で見るとまたすごい、
いぶし銀の梁とでも言いたくなる。
さあ、ロフトへ上がってみましょう。

これはいいなあ、あったまるなあ。
ぐっすり眠れそうだなあ。４帖か。
これはあったまるよな。いい眺めだ。

ウォシュレットでぴかぴかで、
腰までのグレーで引き締めて、とくる。

お風呂は新品。あの梁で、ここは新品。
自ずと熱いものが込み上げてくるよな。

これはめずらしい逸品かと思いきや、
今どきリノベーションのど真ん中か。
梁があるからハリがある。ほんとだよ。