たぶんね、家族と趣味が、
フラットで境界がないんです。
家族との生活も一つの趣味というか。

じっくりプランを読み込むと、
玄関を入るとまずはスロープ。
その先にシアタールームがあって、
階段を上がると二階のリビングへ。
スキップフロアを登ると畳のニッチ。
さらに上がって三階には和室と水回り。
間取り図にはないのですが、
梯子が伸びて、屋上庭園に出られる。

もうすでにワクワクしちゃう。
順番に見ていきましょう。

スロープだった訳はこれでした。あーいい。
家に帰って、まず好きなものに迎えられる。

バイクが趣味じゃなくとも、
自転車はもちろん、あと漫画部屋とか？
スピーカーもついているし、すでに最高。

あ、ちなみに、別に車用のガレージも。

お次はシアタールーム！
よくみると玄関スロープの壁にかかってる。

すごい、、
玄関が映画館なのか、
映画館が玄関なのか、、
家に帰って2時間後にやっと「ただいま」
なんて現象が起こらなくもない。

趣味をふたつ乗り越えて、やっとリビング。
トップライトとかいいなあ。

コンパクトな戸建てですが、
キッチンは、しっかりスペースを確保。
家に求めるものの割り切り方が素敵。

パソコンいじりながら、
冷蔵庫のコーラに手を伸ばせる。
お母さんは明日のお弁当作ってて、
子供はテーブルで宿題してる。

そばには3帖ほどの畳スペースと、
吹き抜けに挟まれた渡り廊下がいい。
ちらりと見える本棚もいいなあ。

見下ろせば、シアタールーム。
これは気持ちいいに決まってる。

見上げると、天窓からの光。
だから階段がスケスケなのね。

寝室はこちら。三階の和室。
布団に川の字？ 小川くらいかも。

なんとお風呂はお部屋にそのまま！
脱衣スペースとかあんまり気にしない。

この家に生まれた子供は、
どんな風に育つんだろうか。

きっとボヘミアンな父親と、
懐の深い母親の元で、
周りより少しませていて、
思春期になって個室が欲しくなったら、
自分でDIYしちゃう、みたいな。

子供は与えられた環境の中で
強く育つんでしょうね。