古民家を買って、
リノベーションして住む！

と言う希望はよくわかるのです。

でも、実際はなかなか難しく、
こんな感じで
もう一定以上に良い感じのリノベ済み物件を
更に引き継ぐのが一番良い気がしています。

間取りも外観も
とっても一般的な古民家を元にしてるのが
よくわかります。

玄関入ってすぐの土間周り。

薪ストーブやらテーブルやら
ここでもうすぐに楽しめそうな雰囲気ですが、
ここを更に改装して行くのも良いでしょう。

因みに、
薪は基本的にこう軒下に保管して

使う前にストーブの横で持って
最終的な乾燥をさせるって感じなので、
間取り図とレイアウトが違うようですし、
室内の薪置き場は新設した方が良さそう。

やはり引き継いで活かすところは活かし、
変える部分は変えたほうが、
より住まい手にフィットするものね。　

そうやって変えて行くときでも
こんなワイルドな躯体の張りやら
魅力的な部分は
ますますグッ！と引き出して！

玄関横は掘りごたつがある和室。

これはこれで楽しめますな。

その奥の座敷は本格的な雰囲気。

ここはこの良い雰囲気を残しつつ、
更に渋めに持って行くか、
少し枯れた感じに持って行くかかな？

個人的には…物悲しく枯れた方向が
より似合うかな？と思います。


パーソナルさが上がって行く書斎やロフトは
より個人的な方向性に合わせて
どんどん変えて行くと良いと思います。

でね、変えて行くの推奨はしてても
やっぱりそれでも
この物件をオススメする理由は明確にあるわけです。

あ、例えばお庭の芝だったり？
屋根に設置された明かり取りの窓だったり？
そしてやはりこのお風呂。

恥ずかしいくらいの開放感ね。
これ、思い切ったねー。
と言うこのお風呂を
きっと死角になるように開口してるの。
これとっても良いですよね。

そしてそこにつながる
洗面台のこの少し朴訥とした感じ。

照明を変えてやるだけで
とっても垢抜けつつも
柔らかな場所になりそうな。

良いですねー。

このくらいまでリノベしてくれていたら、
このくらいからなら自分の趣味で
きっと変えていきやすい。

1888年に建てられた古民家を
リノベしてリノベして継いで継いで、
ますます良い物件に育ててやってください！
楽しみですね！