ちょっとした感動でした。
なるほど、理屈ではわかってても
でも体感とは別だって言うのは
こう言う事かと。

良い引き算は掛け算になるのね。


とってもとってもシンプルに作られた家。

外観は主張が弱いかも？くらいの存在感。
でも門の作り方と建物の統一感なんかは
とっても良い。

間取り図から見えてくる特徴は
二階のとても広いLDKと、
一階の広い土間スペース。
それから
地下のお風呂周り。

お風呂好きな私にとって、
東京のこの立地で
159.49㎡と、広い敷地を有して、
庭、平置きの駐車場を2台分使って、
それでお風呂を…と思いましたが、
なんの！

このお風呂が最高でした。

地下に降りると広がるのは
フリースペース。

おおぉぅっ！
これは良い！
ここでヨガやストレッチ、
体幹トレーニングをしていても、
お風呂に入っていても、
とっても開放感を感じる事でしょう！

それもこれも、
この洗面所の両サイドがスケルトン！

スケスケ！かつ、スケスケ！
34㎡以上の一体空間は開放感大！

入浴中に屋外は見えませんが、
それでも天窓から差し込む外光と、
その下のサンルームに置かれた緑！

さらに振り返ればスケスケ！
こりゃぁ開放感の解釈をうまく読み替えた
考えられた浴室まわり！

こりゃぁあ大好きだ。

そしてもう一つの主役。
二階のぶち抜きLDK。

学校か？！旧校舎か？！
っていう感じの良い雰囲気。

なるほど、要はどこをどう引くか、か。

自分たちで
パーテーションを用意するのも良いし、
こうやって何か吊るして分けるのも、
植物を置いて分けるのも良い。
もちろん分けないでも！良い！


ああ、良い。
ここで育ちたかったな、私。


そして一階の土間の写真はないのですが、
それでもこの居室の写真で
もうかなり萌え上がる。

このお部屋で寝起きし
あのLDKで駆けずり回り、
あのお風呂に入り、
あの外観をめがけて帰っていく。

良い人生だ。