見た瞬間に悶絶しました。
この物件のデザインが素敵すぎる。

多くの直線の中
扉の一部をカーブさせ、
隙間を開けるところ、
開けないところを作り、
素材、色、木目、
心地よい変化を
絶妙なバランスで仕上げている。

しかも
そこまで広くないダイニングの
両サイドに敢えてガラス戸の収納戸棚。

そもそもキッチンに4畳割いており

一般的な家庭であれば
キッチン側に収めようと思えば
ほとんどの物は収められるはず。

にも関わらずのこれ。

きっと、
見せる事をあらかじめ意識して
作ってますよね？

壮観だろうなぁ、
様々な国や地域の素敵なカップ、
マグカップ、ソーサー、ボール…
それらがびっしり並ぶ様。

お部屋のど真ん中に
大きなダイニングテーブルを置き、
眺めつつ、会話のネタにしつつ、
食事を楽しむ。

キッチンに
あれだけのスペースを用意していただけに
きっと、
元のオーナー家族には料理自慢な方がおられ
毎日毎夜のように
美味しい料理を供されていたのでしょう。

美しい器に囲まれて、
美しい器に乗った、美味しい料理に舌鼓。

窓からのぞく景色も開放感があり、
料理の味を引き立ててくれるでしょう。

そしてこのデザイン性は
やはりDKだけにとどまらず
船底天井と雪見障子を備えた和室も
どこかモダンで

もう一方の洋室も
DKに通じるデザイン性を感じ

子供部屋には勿体無いと思ってしまう
美しい仕上がり。

やはり細部に神は宿るのでしょうね。

デザインされた取っ手、
角を落としR上に仕上げられた扉。
もう一つの扉と隙間を詰められてるのとか
さすが！と言う演出。
ウエスタンスタイルの開閉扉もチャーミング。
それらがもういちいち丁寧な仕上げで美しい。

水回りももちろん手抜かりなし。

いやー素敵だ。
水回りは水回りで統一的なデザインを施し、
落ち着いた雰囲気を作っている。

デザイン的に
ひのうちどころは無いように感じる。
これはこれでとても素敵な
一つの完成形に近いだろうと。

もちろん建物が古く、

それによって出て来る色々が
素直に受け入れられるかどうか、
実際に住むこととなると
そう言う部分も気にはなるだろうと。

ただ、まぁここを日本だと思うから
困るのかも？怒っちゃうのかも？
という気になるのだろうと、
旅の途中、
そう考えればこんな素敵な滞在先には
なかなか巡り会えないだろうと思う。


そう、この家に旅に来ませんか？
道案内は
様々な国々、地域の食器達にお願いしましょう。