かわいくお化粧してますけれどね、
こう見えて私、結構年いってるんですの。
昭和43年生まれの、ちょうど50歳の団地。

昔はね、大きな照明でとにかく明るく！
っていうのが多かったんだけどね。
最近は小さなペンダントライトを
いくつもつける、っていうのが気分なの。
そのほうが落ち着くの。

かつては、お母さんが一人背を向けて
黙々とごはんを作ってたんだけど…。
収納たっぷりの作業台が付いて、
家族で笑い合う時間が増えて私、嬉しい。

注目すべきはここ。団地ならではのあの、
ふすまが入ってた鴨居を生かして
おとぎ話みたいなアーチ作っちゃいました。

構造上、どうせ取れないのなら、
かわいくしちゃえ！というわけ。

アーチ越しだと、料理する姿も
かわいさ２割増しでしょ？なんてね。

見覚えあるかな？ザ・団地って間取り。

真ん中の洋室はおそらく元ダイニング。
リビングとも繋がっていて
子どもが走り回れるように。

ここにも新しくアーチを。
（よく見たら閉められるアーチだ…）

玄関入ったところは淡いブルー。
リビングから独立していることですし、
二人の寝室、なんてどう？

そのうち子どもに取られる未来が
予想できちゃうけどさ…。
今だけは、ミニ書斎付きの寝床。

玄関にもかわいさ足しておきましたよ。
帽子付きのライトにぷっくぷくのスイッチ。

そりゃあもう半世紀だもの。
ガタがきてるところは無理せずに。
元気の秘訣は、人に任せること。

ただ新品を入れればいいってわけではなく
すみずみまでこだわりたい。
リビングに合わせたアンティーク調。

壁を白色でペイントするだけで
印象変わるでしょ？イメチェンイメチェン。

内側がどんなに若く見えても
外は見覚えのある、あの懐かしい感じ。
うれしいギャップに包まれちゃいなよ。

うんうん、築50年でもまだまだこれから。
JRと阪急の両方使える長岡京。
京都と大阪にお勤めのお二人へ。