実に面白い。
この物件の壁面には
とても大きな黒板が張られている。

それだけでも独特だといえるだろうに、
逆の壁面には
これまたとても大きなホワイトボードが。

実に面白い。

まだ仮説の段階だが、
これはきっと数学者、
ないしはアイデアマンや
クリエーター向きの部屋ではないのか？

そう、
物事には必ず理由がある、
このような内装にするのにも、
必ず理由があるはずだ。

例えば、
ふとした時に思いつくフレーズ、
数式、企画、アイデア、理論、
夢うつつの時にさえも湧いて出るイマジネーションを
思いついた瞬間に書き留める事ができるという
この恵まれた環境はある種
クリエイティブな職種の人間にはもってこいだろう。

黒板の横には考え事や書き仕事、
パソコン仕事などにも都合の良さそうな
L字のデスクが備わっている。

ここでなら仕事も捗りそうだ。

また、料理をしている最中に
メモを取りたくなったとしても、
すぐ横にのびるテーブルにノートを広げ
一心不乱に書き上げる事ができるだろうと。

なに？火の元が心配？
大丈夫、
そこは抜かりなくIHを採用しているので、
少々の事は心配ない。

また、収納面のニーズに対しても
キッチンの上部の

この収納や

機能性を考慮して構築された
この収納によって満たされるだろう。

研究資料の蔵書も存分に収納がきく。

なに？
前に黒板、後ろにホワイトボードは
塾のレイアウトに似ている？
あまつさえ、無垢の杉板で貼られた
このフローリングが教壇を思い出させる？

なるほど、それは一理ある。
ここで塾の授業の練習を繰り返す、
塾講師向きの部屋という事だろう。

うん、実に論理的だ。

という事で
ここに二つの仮説が立てられたわけだが、
仮説は実証して初めて真実となる

という事で
数学者、科学者、クリエイターな皆さま、
塾講師の皆さま、
仮説を実証するために、
一度入居して見てくれないでしょうか？

もちろん、それ以外のみなさまも
新たな仮説のために入居してくれると
大変ありがたい。