いやー、端正ですね、カミナリ階段。
慎ましくもあり、存在感もある。
コンクリートから突き出る様子はもはや
芸術作品でしょう。

おおお！
このそそられる間取り図！
中心を突き抜ける螺旋階段。
トップのカミナリ階段は地下にあるのです。

地下一階地上三階の4層構造。
ちょっと難しい動線をしていまして。
（階段多い部屋はありがち）
こちらの浮かんでるような場所、玄関です。

ドアは木製引き戸。
「ガラガラガラ〜、ただいま〜」
「おかえり〜」

玄関からは一旦地下に下がらないと、
他のお部屋には行けないんです。

地下明るいなあ。
こちらがLDKになっていまして、
キッチンと洗面台はこのフロアに。

そうそう、このキッチン、
扉で目隠しできちゃう。

と言ってもむしろ見せたいくらいの、
美しいものなのですが。
お客さんが来ても必ず通る部屋ですからね。
ありがたい配慮だ。

当然のように洗面台もしまえちゃうのね。

そして例のカミナリ階段を上がると、

出ました。みんな大好き螺旋階段。

玄関側から見るとこんな感じ。
このフロアは玄関と水回りしかないのです。
しかもそれらは繋がってないという。
攻めてる。でも好き。

階段に圧倒されてますが、
地味にスケスケタイプの水回り。
ユニットでもこの感じなら全然許せる。

螺旋階段見ながら浴槽に浸かれる。
階段好きにはたまらないでしょう？

さあ、ぐるぐる二階に登りましょ。

窓辺のカウンターテーブル。
サクサク仕事して、
時々外をぼーっと眺めて、
また仕事して。

螺旋階段が真ん中にあるので、
二つのエリアにゆるく仕切られますよ。

ですので、逆側は寝室にしてもいいかも。

初めて見ました。
壁があって扉もある螺旋階段。
これ、扉も丸いってことですよね。
こちらを登ると最上階の
サービスルームに。

納戸として使うのもいいでしょうけど、
セカンドリビング的に使いたい。

屋根はアールがかってる。
直線じゃないと、
なんだか圧迫感も和らぎますね。

収納もエアコンもありますよ。
螺旋が貫いてる分、少しコンパクトですが、
面白い空間になってる。

こちらから出たらバルコニー。

屋根はこんな形してたんだ！
おもしろい。

最後まで登った甲斐がありましたね。
普通の階段なら疲れちゃうんだろうけど、
わたしには大丈夫。
だってお気に入りの階段に
毎日登れるんだもん。