おもしろいなぁ。２階に上がる為だけじゃなくて、ギザギザ模様を楽しむ階段。アイデアって、思わぬところに転がっているものだ。

おや、ちょっとお城っぽい外観。でもなんだか未来を感じる外観。

玄関扉の造りからして、何かが違う。綺麗でオシャレなお家を沢山見て来たけれど、ここは次のステージへの一歩みたい。

しっかりと段差のある玄関は、靴を脱ぐときに「帰ってきた感」があって好きです。土間スペースを広くとりましょうという案は、自転車通勤が増える現代らしい。

リビングからの目線。半分見えてる玄関扉が新しい。壁面の中心にあるというのも不思議な感覚です。

しかもその先にはキッチンがあるものだからさらにおもしろい。
さっきの自分と向かい合う動線。

しかもわかりますか。キッチン、ちょっと沈んで見えませんか。

ほら。玄関で上がってキッチンで下る。このくらいのステップが不思議と心地いいのです。

食事を済ませたら２階へ。メゾネットタイプの1LDK、注目するのは「室内物干スペース」です。

それがこちら。手前の寝室とは障子で仕切られています。もううっすら光が透けている。

じゃん。
新時代の幕開け！なサニタリースペース。

大きな窓を開けて、天井のポールに洗濯物を下げて。室内干しなら日焼けしないし、風で飛ばされる心配もない。何より空間が広々しているのがいいですよね。

同スペースの洗面台と洗濯パン。横長の鏡と３ピース、なんとも収まりがいいこと。

洗濯物の乾きが悪い時もご安心を。梅雨時の強い味方、浴室乾燥機付きです。

トイレもばっちり。
初対面だけど、もう信頼しました。

階段を上がってすぐの寝室は５帖弱とコンパクト。私は、このくらいの狭さが好き。あの角っこに合わせて布団を敷くと思います。

あのギザギザの下に冷蔵庫と食器棚が仲間入りしたらもっとすてき。誰かが住んで生活感が出てきた頃を、また見てみたいお家です。