独特なこの創り。
注目してもらわないと
ひょっとわからないかもしれません。

そう、部屋の門、
あるべき柱が一本無いのですよ。
それだけでこの空間が凛とする。


和室の８畳間をぐるりと土間がめぐり、

玄関に入ったら

その脇から直接回ってくる事ができると。

このずずいと奥に進む感じ、
何かに似てるな？と思ったら
これ、どこか
日本庭園の構図に似てるんですね。

なるほどね。
ここはお庭か。
作り込むもよし、
作り込まないのもまた良しの、
凛としたお庭。

そのお庭から友人知人がやってきて、
縁側に腰掛けお茶をのみ、話す。

室内に作られた半分外。

こういうものは普通、
「半分内」にしたがるもの。
それを敢えての逆。

逆をうって8畳を広く見せるとか、
なかなかできる手法じゃ無い。
粋だなぁ。

そしてその土間でのお茶から、
大事な話の時や、腰を据えてのお食事や、
酒宴などの場合には和室に上がり、
そして奥のLDに上がり。

という古民家の奥に奥にの構造にも通じてる。
本当によくできてる！

そして人を迎えてのお食事も
問題にならないようなこのキッチン。

キッチンがオープン型でなく
奥まっているのは
心を込めてあらかじめ準備した料理によって
客人をもてなすスタイルだから。

その為に、広さも勝手口もあり、
玄関からの別の通路もあり、
気遣いがちゃんとなされてる！

そう、本当にちゃんと考えて作られてる事が
よくわかる家だなと思います。

この廊下の明るさゆったりさも
暮らして行く上で、
毎日の少しの差だけど、
積もり積もったらきっと大きな差。

収納もあり、飾り棚もあり、
心の豊かさをよく考えてる。

主寝室もシンプルに、
でも気持ちよく過ごせるように。

絨毯が嬉しい。
他の部屋とのコントラストになりますね。
そして収納として使ってもいいし、
デスクを置いたりテレビ台を置いたり出来そうな
収納だろうくぼみ。
もしWICで収納が足りないならここ使ってください。

っていう感じ。
いやでもこのサイズあれば十分じゃ無い？
というWIC。

二階のバルコニーは間取り図で見るよりは
少し広く感じますね。

ここもこのままでも気持ちいいでしょうし、
デッキを敷くのも良いかもですね。

この辺りは傾斜が多く、
思ったよりは高めで見晴らし良い事でしょう。

小さく江ノ島や海まで見えるって。

そうここは湘南。
様々な映画やドラマに出て来た
江ノ電「鎌倉高校前」駅から徒歩10分。

ほら、そこかしこに見た事がある景色。

こんなところで
こんな粋なお家で凛として暮らせたら、
心豊かに生活できそうな気がする。

水周りもこの丁寧でちょっと高級な創り。

壁一面の鏡と、大きめ窓が嬉しいですね。
お風呂も窓が二つあって、風通し良さそう。

清潔感も高級感も、落ち着いた感じも
全て備わってる。
もうね、不満を言う事は全く無い。

これでお値段さえ高くなければ…
と思ってお値段を見てください。
ちょっと、やる気が出ると思います。
いえ、かなり。