これはグッときちゃいますね。
ガラスの入った建具もいいし、天井も。
それに出窓にちょっと憂いの表情も。

で、外観がこんなお姿だというから、
グッときちゃうしかないんですよね。
古風で、センチメンタルに沈んでいて。

１階と２階にひと部屋ずつ、という2DK。
この配置もちょっと謎めいていていいな。

なぜか探偵からクイズでもだされそうな
雰囲気とでも言いましょうか、もしくは、
ここが惨劇の舞台、みたいな、ドラマを
感じさせるミステリアスな家ですよね。

ここに居を構えるって相当渋いし、
難解で奥の深い趣味を持っている人。
そんな人が似合いそうな気がします。

なるほど、隣に４帖の広さの
キッチンがありました。いいなあ。

８帖の洋室を上下に重ねたおうち。
かわいいな、こんな一軒家っていいな。

緑を眺める階段も、趣きがすごい。
古い映画を見直したくなってくる。
でも、こう見えて1980年築とのこと。

こんな窓がある家に住みたい。
素直にそう思わせる窓だった。

そこでは二階からも緑が眺められる。
室内は少しの殺風景さもあっていい。

細い窓がロマンンチックに見えてくる。
下へ向かって愛を語りたい感も、少々。
いろいろうながしてくれる家なのだ。

３点ユニットを内に秘めてはいますが…

ご覧くださいな、この装飾様式。
灰色の壁の経年変化も、ランプの灯も、
貴君をまるで映画の主人公のような、
そんな暮らしへいざなうことでしょう。