伝わるかなー、伝わんないかもなー！？
と思いながら掲載するこの感じ、
久しぶりです。

そう、一軒家。
一見すると
ただの、平屋の、古い、
そんなイメージでしょう？

でもよく見ると普通じゃないんですよね。
間取り図を読み見てもらうと
気づく人は気づくかと…。

そう、
トイレ。

トイレの扉が室内からも
屋外からも開けられるようになってる。
つまり外からのトイレ利用も
多かったって事ですよね。

それにこの外観に、
この周囲の環境。
（裏の駐車場的な感じ）

ひょっとしたらこの物件は、
作業所、配送所の事務所やら詰所、
スタッフの休憩所的な
そんな場所だったのかも？！

玄関もこの引き戸の広いものだし。

そこからすぐに板間に上がれて、
お部屋はガランと広い作り。

玄関入って左奥には
くだんのトイレが。

これからは
トイレとしてだけでなく
勝手口的に使うのもありでしょう。

便器も新し目で問題なし！

そして気になりますよね、
間取り図的には
トイレ横の引き戸の外は
脱衣所になっているはずなのですが、
どうも屋外ぽく見える。

おそらくこのお風呂が
すでに増築されているけれども、

実際には脱衣所は
簡易的に仕切られてるだけ？

と考えました。
例えばこの洗濯機置き場のように。

そうであれば全体的に
間取り図と写真とで辻褄が合うなと。

ほらイメージしてください。
安全靴やブーツをを履いて
外で仕事をする人たちと、
事務所内で書類仕事をする人たち。
中からも外からも使いやすいトイレに、
お茶を出すのに必要なキッチン。
それで十分だったはずですが、
時代は過ぎ、職場はここを去り、
でもまだまだ使える状態の建物が残り、
せっかくならと
トイレを綺麗にし、お風呂を増築。
当初の建築の目的から変更して
1Rの一軒家平屋にリノベーションして、
貸し出す事に。

とか？

そういう時代を経て
物件の用途を変えていくの、
大好きです。
歴史を持った建物、
大好きです。
過去にそういう使われ方を
してた時の事も含めて、
大好きです。

それこそまさに
昨今、日本で言われている
リノベーションだと思います。

こういう物件には
住む、というより住み着く、という
そういうイメージがより適してるな
と思っていて、
今まで近隣に住んでた人が
住み替えるというよりは、
違う場所から移動してきた人が
入り込んでこれる余裕や隙間として
地域に欠かせないと思うのですよね。

地域の変化にもきっと必要。

面白いアンテナ感度の高い人に
ぜひ住み着いてもらいたい物件です。