大好きな人たちと。そして、このお家をみんなで一緒に楽しめる空間にする事が、私たちの目標なのです。

将来は宿屋とかをやりたいぐらい、人をお家に招くのが好き。
2人で住む場所を決める時、決め手になったのはこの大きなテーブルの存在でした。

料理を振る舞う、という事はほとんどないかもしれない。
誰かが1人頑張り続ける事のないように、集まる時はおかずを持ち寄ってもらう。

お店にいくより、気兼ねなくお家でご飯を食べたい。自分たちが気張らず、やわらかい状態でいる事が、楽しい時間を過ごすコツのように思えて。

だからゆったりとしたリビングは理想的。奥にソファとテーブルがあると、自由に、いい具合に人が分散していく。

自分たちのパーソナルスペースは、寝室にしっかりと作りこもう。これも2人で話し合って決めた事だったけれど。

やっぱり人を迎え入れたいという精神があって、疲れた人にはこっちで休んでいいよ、って言いたくて。ベッドを置いただけの、こざっぱりとした空間のまま。

だから終電を逃してしまいなよ、って誘惑するんです。隣で寝ればいいから！って。

歯ブラシがない？ストックあるある。マッキーで、名前書いてね。

お風呂？入ればいい。手前がシャンプーで奥がリンス。

あ、ちょっと待って！これ、パジャマのかわり。カーディガンも出しておこう。

ほら、もうトイレ行って寝な！

そうやってひと段落したら、玄関の靴を揃えに行く。
自分たち以外の靴があるとなんだか嬉しい。明日の朝ごはんは何にしよう。

みんなと美味しいものを囲んで、喋っている時がしあわせだなぁと思うから。この大きなテーブルがあって、やっぱりよかったよね。