このお部屋、中心部がすごい。人間で言うと心臓のような部屋があるのです。
ワンルームだという事を念頭に置いてご覧ください。

玄関は上部中央。
そこからぐるっと時計回りに進んで、中央のポケットのようなスペースにイン。
大事な場所だから囲われているのです。

玄関を入るとすぐ、存在感のある壁が登場。正面の小窓からは、中の居室をのぞき見ることができます。

この壁、じりじりと迫ってきそうだ。
細長い通路を足早に進む。

天井には連なった灯りが。異空間。

一体なんなんだ…この建物は。
いや、ここは部屋の中か。

二度と外の世界に戻れなくなりそう…こんな怖い話をするはずじゃなかったのですが。

おっと！危ない。段差がある。
ここまでが土間なんだな。

板の間に上がると、キッチンが現れました。
横の窓から光が入っていますが、可動式のスポットライトもあるのだそう。

さらに奥へと進んで行きます。
小窓が所々に付いているのだけど、まだ全貌は見えない。

先に登場したのはトイレ。個室です。

その横にはオブジェのように凛々しい洗面台が。木枠の鏡がかっこいい。

ここが築40年のリノベルームだという事は、浴槽のコンパクト具合でようやく納得？でもきれいなの。

そしていよいよ、部屋の中の部屋へ。

なるほど、あの小窓たちは中から見るとこんな風。広さは約3帖ほど。

ここにはそう、お布団を敷くしかない。まるで筒の中みたいな、何かに守られているような、不思議な感覚を抱えて眠る毎日。

コンセントがあるからって、こもりすぎには要注意。外がいい気候になってきましたからね。