家は、自分だけの城じゃぁないですよね。
家族みんなが
安心して気持ちよく暮らせる場所。

この物件を見て改めて思った事です。

親の夢やエゴだけで
家を建てるのでなく、
子供の興味や行動力を育て、
明るい可能性が広がる将来を
家族で、皆で夢見る為に、
子供にもきっと
良い影響を与えるだろうと、
そう思える家を買う。
そんな判断も良いのかなって。

元はもっと区切られて
部屋数が多かったであろう一軒家。

それを大胆なまでにぶち抜いて
一階は一つのLDKスペースに。

二階は
セカンドリビング的な
この空間を中心にして、
周囲に3つの個室を。

区切るところは区切る。
繋げるところは繋げる。

キッチン横のここも
思いっきり大きくオープンなパントリーに。

あ、壁の厚さにも
注目してもらいたいです。

このスペースいいですよ。
キッチンに繋がっていて
広くって勝手口もある。
何よりここのスペースを作り上げる喜びや、
より機能的に改善していく喜びがある！

それを閉じた環境ででなく、
家族の目に触れる環境でって事が良い。

楽しいと思いますよー。
季節ごとにお味噌や梅酒や作ったり、
一夜干し、干し柿、
じゃがいもやら玉ねぎの保存管理とかね。
お好きな人なら各種お酒の保存とかも。
キッチンからウオークスルーというか
繋がってるのがやはりとても良い。

家計簿をつけたり、
得意料理をレシピ化したり
タブレットを使って
調べ物をするスペースとかにも
ちょうど良い。

そしてそうやって楽しみながら
家族の健康と喜びの為に作った色々が
明るいダイニングで供される。

家の中が繋がってるからこそ、
自分の口に入るものの経緯が見える。
食育とまでは言わないまでも、
そういう当たり前を作れるのが
ちょっと嬉しい。

何より食べる方も
食べさせる方も楽しみだろうしね。


そして二階のセカンドリビングは
個人の部屋の中に
入れるまでの必要が無い
家族の色々が混在する場所で良い。

イメージ的に
リビングはよりオープンな部分で、
セカンドリビングは
もう少しパーソナルな場所。

少しパーソナルな色が見えるような。
趣味や好みが
混在共有される場所のイメージで。

共有の趣味なら共有すれば良いし、
一人の趣味なら一人でやれもする。

家族の距離だから共有できる
少しむき出したプライベートの
落ち着き。

ここは賑やかな会話より静かに。
共にいるけど、別の事もできる。
そんな場所かな。

それでもって
もっとパーソナルな事は
閉じられた自分の部屋で。

そんな住み分けができるのも、
繋げる事で、曖昧な中間を作る事ができた
この物件だからこそな気もします。

うん、家長の押し付けだけでもなく
旧来からのこうあるべしの
思い込みだけでもなく、
相手の為ばかりの思いやりでもなく
家族で、みんなで
幸せな暮らしを過ごし
幸せな夢が見られそうなそんな家。