ああ、このスペースいい。いいぞ。
ここで陽の光に当たりながら、
ぼんやり原稿を書きたいものです。
気付いたら朝だった、みたいな日も
きっとあるでしょうけど。

玄関と水周りを挟んだ、
面白い間取りだったんだ。
生活の場面がきっちり分かれる。

こちらは食べるための部屋。

必要最低限って感じだけど、
キッチン周りだけ白いタイルなの
ちょっとこだわりを感じる。

横にカウンター？が備え付け。
コンセントがあるからテレビ台？
いやいや、忙しい夜だって、
ホットクックがここにある安心感。

たまにはキッチンで作業する日も、
あっていいよね。

良い光の下でこそ、良い仕事ができる。
…そんな気がする。

向こう側の部屋は窓が多いから、
コンクリと木目、ガラスの
コントラストが映えるんだ。

この細い三角形の机は、
「スペースが空いたから」作った、
みたいな気負わない感じがいい。

作業に詰まったら、
外から自分の家を見てみたりする。
こういうの、ポストモダンって
言ったりするのかな。
自分の作業に直接関係ないことを
考えるのが気分転換になる。

ここで徹夜作業なんてしていたら、
東向きの窓から入る光が、
眠いまぶたに刺さるでしょう。

そしたら、反対側のキッチンで、
なにか元気が出るご飯を作ろう。
今日も一日が始まるよ、って。