壁に広がる五枚の窓。
外には連続する白い構造体。
いいね、これぞ団地のワンシーン。

今の時期だと、新生活のお部屋を
探しているところかな。
新しい環境に見知らぬ土地。
こちらまで楽しくなっちゃう。

背伸びしすぎないけれど
心地良さとか、かわいさとか
しっかり抑えたリノベだよね。

キッチンにプラスして
淡い色のカウンター。

ここから眺める風景は
調理のひとときか、
午後のティータイムか…。
お部屋を見るだけで
いい香りのイメージが漂ってくる。

団地としては、すこし広めかも。
80平米弱の大きな空間。

小部屋がひとつひとつ
区切られているのかと思いきや
リビングから奥まで見える。

十三メートルあるんだって。
春のあたたかいお昼なんかは
窓をあけて、良い風を感じたいな。

リビングの延長という感じかな。
目の届く場所で遊ばせるけど
必要なときには扉を閉める。

奥まで繋がっているというのは
あまり見慣れないかもね。

夜遅く帰ってきたときは
玄関側からこっそり入る。
起こしたくないもんね。

もともとは部屋だったという、
広めのウォークイン。
荷物は家の真ん中に集めよう。

お風呂も新しくなってるかな。
ナチュラルな木のテイスト。

トイレの配管なんかにも
団地らしさを感じるね。

車が通らない遊歩道に
緑や公園のある
ゆったりした空間づくり。

団地に住むっていうことは
部屋だけではなく環境も
借りるということだよね。

いよいよ春の陽気がやってきて、
人々の生活が動き始める。
ここでの新しい暮らしを想像するだけで、まぶしくて溶けそうな気持ちになるんです。