さくらを見るために住む。
なんて、ちょっぴり大げさかもしれませんね。

なるほど。
さくらを囲むように配置された住戸。
一年の、ほんの一瞬。
「刹那の美しさ」
それを感じる事のできる、ぜいたく至極。

トリプレット。リズミカルだ。
そして変形間取りという美意識。

水回りは一階にまとめておきました。
階段をよく使う生活だから、できるだけ、ストレスを感じない導線づくり。

生活感は一階に置いておきましょう。
とはいえ抜け目ないデザインだ。
タオルとか、バス用品の色味を全て統一させたいな。
さて、二階へ。

11.3帖もの居室。
落ち着いたトーンの居室に大胆なFIX窓。
この窓に向かってソファを置いてみるのも面白いんじゃないかな。

そうです。
ここからさくらを眺めるのです。
お花見、行かなくなりそうだな。
いや、あれはあれでまた違った楽しみがあるのか。
ただ、ここで見るさくらが一番綺麗だと思うんだ。

うん、ひとりで優雅に使うのもいい。
余計なモノは置かず、幾何学的なデザインのインテリアをさらっと置いちゃって。

三階はベッドルーム。
こちらはカーペットフローリングですね。
品もあって遮音性に優れてる。
フロアごとに異なった印象。
空間にメリハリがあって良い感じだ。

今年も綺麗なさくらを見よう。
こんなお部屋で。