階段が浮いてると気持ちもふわふわ浮いてくる
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
宙に浮いてるような階段って浮世離れしていてワクワクしちゃう。
階段の先には太陽の光。 背中にもいっぱい、太陽の光。
俗世とは一線引いたような空間。マイクラで作ったみたいな部屋。 間取りはこんな感じで、2階の半分はルーフバルコニーなんです。 ベンチ置いて、ピクニック気分を味わえる場所作っちゃお。 日暮里の住宅街を眼下に。 ここらへんはまだそんなに高さのある建物がないから、青空を謳歌できます。
「日の暮れる里」と書いて日暮里の、夕暮れも堪能できそう。
近くにおいしくておしゃれなパン屋さんあるから、そこでサンドウィッチとか買ってこよう。
あ、近くで売ってる「妖怪いちご大福」っていうのも有名。
おやつ片手にベンチで読書。 良い昼下がりを過ごせるね。
階段が浮いてると気持ちもふわふわ浮いてくる。 階段だけじゃなくって、キッチンも浮いてる。 シュッとしておしゃれだなあ。
収納もかっこよくしたいね。インテリアマガジン読んで勉強しなきゃ。 トイレのタンク、コンパクトタイプですっきりしてて良い。 お掃除しやすいぞ。 お風呂の床の柄も、ひと癖あってお気に入り。 漆喰というか陶器というか…そんな感じの模様。 玄関脇の収納まで浮いている。
コンクリ打ちっぱなし+オートロックのクールで強固な感じだけど、仲良くなるとふわふわバルコニーに連れてってくれる。 飛びそうにふわふわ歩く人って時々いるけど、このお部屋を擬人化するならそんな感じ。
文・戸田江美
1991年生まれ。デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e