ベランダというより、
物干し台と呼びたい場所。
柿が生っていてほっとします。

こんな門がまえの一軒家。
古民家と言いたい風情です。
ガレージもついてるんですね。

借家でもこんなお家の主って、
ちょっと背筋が伸びるというか
折り目正しく生きていけそうです。

あちこちに風情を残しつつも
新しくしてあるのが伝わります。
民宿に来たような味わいですね。

上がってすぐの小部屋に、
デスクが備え付けてありますね。
こういう個人商店というか、
家族経営みたいな働き方って、
あこがれだったりします。

居間から玄関のほうを眺めて。
どうですか、この古めかしさ。
なかなかユニークな物件でしょう。
鴨居の上の水墨画もこのままで。

つづいてキッチンがあって、
奥にもう一つ洋間があるんですね。
屋根裏風の二階もたのしみなこと。

でもその前に、

この民芸調の箪笥です。すごい。
自分で蒐集せずとも、もうある。
それでいて壁紙やサッシなんかは
新しそうだし、計算されてますね。

あちらも、オーナーと工務店さんの
こだわりと手仕事を感じるのです。
なんだか旅館とか合宿所みたいな。
ああ、夏休みが待ち遠しい。

キッチン、大きくないですか？

能登の古民家で使われていたもの？
なんて勝手に想像してしまう扉。
けっこう重たい感触なのかなあ。
上階の隠し部屋感を高めてくれる。

でもその前に、

こちらの部屋も見ておきましょう。
オープン収納が現代的な印象です。
ここは寝室にするんでしょうか。
もしくは贅沢に客間にしちゃう。

向こうが最初に見たベランダ、
というよりは物干し台ですね。
しかし広いんですよね、このお家。
じつは114平米あります…！

おお…おお…？！
屋根裏部屋とは書いてあったけど、
これはびっくりですね。いいな！
古材の梁にイメージが膨らみます。
ここだけで10帖とは、満喫できる。
何かのコレクションがあったら
壮観かもしれないですね…。
いやいや、ここにベッドかなあ？

いや、素敵ですね。

民宿のようなしっとり感の中に、
暮らしへの冒険心が湧いてくる、
あの屋根裏…。こっそり楽しもう。