「なんかさ、やっぱり畳、好きで。
しかも壁が白いの！珍しくない？」
って、私の頭のなかで言うんです。
物件ファン的な人格が。

ベースが和室だと、収納は押入れ。
たくさんものが入りそうだ。
東向きなのもいいな。
畳に日光が降り注ぐあの感じ、
好きなんだ。

共用部から感じるノスタルジー。

玄関周りは真っ白、スッキリ。
この光景を見て、奥に畳が
広がっているなんて思うまい。

ガスコンロは持ち込まなくちゃ。
目の前に窓があると、
換気ができるから気楽なんだ。
たくさんニンニク使っても、
部屋に匂いが篭もらないはず。

トイレとお風呂が分かれている、
それだけで高得点です。
2点ユニットだけど、
お風呂中に歯を磨くと合理的で
いいかな、と考えてみたりする。

壁が洋風、ってだけでこんなに
畳の雰囲気が違って見えるんだ。
なんとなく畳＝和室＝土壁、
のイメージがあるんだ。

振り向けば、押入れだと思っていた
棚も洋風に。
言うなれば「おでんをカレーに」
みたいな感じの変わりよう。

扉を開けるとなんかホッとする。
あ、君はやっぱり押入れだね。
そういう安心感。

家具に迷う。
敷布団でもベッドでもやわらかく
受け入れてくれそうだし。
和風ベッド、みたいなのあるし、
ここは文机とベッドかな。

一階の角部屋が私の根城。
公園が近くにいくつもあるし、
なんだかいいところ見つけたな。
そうそう、こんな雪の日には
きっと楽しい場所でしょう。